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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

CB故の 




■2018/0922





シモフリブタバナスベヘビゲーイーホグノーズ
Leioheterodon geayi

DSCF7595.jpg
ゲーイーのCBちゃん。
鱗の間の模様が均等で綺麗な子。

DSCF7598.jpg
このぐらいのサイズになると、流石に体温の自己補完量が上がってる。
体質はアダルト個体に近くなっているが、まだクセが無くなってるわけではない。

というか、CBが故の身体の一部の稼働量や機能力の弱さがある。

まぁ単純に積算構築の問題だ。
コンスタントな太陽光は、やはり強いよなぁ。

ベビー時に気温30℃前後で消化不良や消化中毒起こす連中が、
現地では夜間気温が毎日結構下がる状況にさらされながら育っていくのだからな。

無論、自分が何をやれていないかは理解しているから、野外での積算に近づけるようにやれないこともないのだが、
現状はスペースの問題でどうしても阻害される。

まぁ、いずれはこの問題も当然解決する。

DSCF7599.jpg
このゲーイーホグノーズですら、ヘビをナメてかかってる一般飼育者ではベビーからの育成はまず出来ないだろう。

CBはWDのヤングサイズ辺りからやるよりクセが出る。

私が今後もCB個体の販売をしないと決めているのには、幾つか理由があるが、
その一つが、 『 その種の普及という名目で販売しても、売った先で大半が飼育下負荷で死ぬ 』 という理由からだ。

その種が好きだなんだと言いながら、飼育年数長い人間も、始めて数年以内の人間も、
理解する気もない・手間を掛けるつもりもない、エサ喰わせてるだけで飼えるとか考えてる連中ばかりだからな。

結局その種に対する理解不足・技術不足で、
販売すればするほど国内での死亡個体数を加算するだけになるのはわかりきっている。

なら自分で持っていた方が国内での保存に繋がると考えたからだ。

せっかく自分で殖やしても、根本的に大した興味も意欲も無い人間に殺させるために売るのは、
国内保存を考えた場合、とてもやれるものではない。

生産数が極端に多いコーンやボールとはワケが違う。
だが、一般的に流通しているCBを生産販売している人間を全否定しているわけではない。
というのも、私は販売よりも保存を優先的に考える都合、こういう思考になるだけだからな。
どちらが良いか悪いかという話ではない。

ショップがWD個体を販売するのも、
まだ法的に許されている、その種の理解と攻略のチャンスを提供してもらっていると考えている。

だが、ヘビの下手物系の完全CBはその価値と意味のベクトルが違う。
それは理解と攻略のチャンスではなく、その種を国内で保持し、
一過性の所有ではない飼育の存続をしていけるチャンスという意味合いに変わる。

そこから先は、その種に対する理解量や技術量がさらに重要性を持ってくる。

CBだからその耐久性に甘えて適当に飼育しても大丈夫・・・と考えるなら何を求めてその種を所有しているのか。


そしてWD個体を、CBに繋ぐだけの短期的な消耗品として考えるなよ?

WD個体をロクに理解も育成も出来ない連中が、持ち腹のCHからのCB化や、
または導入当年にクーリングして翌年繁殖しただけのほぼCH個体からCB生産して、
そのCB個体すら消耗品的に扱って、ギリギリ累代繁殖出来てる程度で、
その種を攻略した気になってる連中も中々に見苦しいもんだからな。

このパターンは海外連中にも多いんだよ。

その種への理解の追求が無く、
生体の耐久力に物言わせて短期サイクルでマニュアル的に繁殖だけ繰り返して終わりの連中がな。

販売までのキープではなく、飼育・育成がメインでやっているのに、
レターケースみてえなスネークラックとかいうもんが有難がられてる時点で、そいつらの底は見える。

例えばモンペリエスネークやリュウキュウアオヘビ、
この2種を10年~20年の長期飼育を考えている場合、スネークラックなんて使う馬鹿がどこに居る?

あのケースで下手物系を10年20年やれるものならやってみろ。

アレは理解や長期飼育という観点から見れば最悪の入れ物だ。
どこまで行っても強健種に対して、多くを切り捨てて考えるブリーダー用のアイテムでしかない。

当然、エサ喰わせてるだけである程度育ってくれて、
数回は繁殖できるような短期的にはコーンスネークのような強健種が相手だから通用する手法だ。
ヘビは昆虫じゃねえんだよ。


一般飼育者からすれば、WDだろうがCBだろうが、ただ売られているだけの生き物でしかないだろうが、
その種がただ生きているということの価値が見えると、そういう認識ではいられない。

ヘビの下手物系は、国内に生きているだけで価値がある。
構造理解と長期飼育を追求されていく価値がある。

ヘビの下手物系を一部繁殖出来る人間は、すぐに売ろうとせずに、ある程度多めに自分の手元で抱えておいて欲しい。
ある程度技術のある飼育者間で、その種を国内で保存・存続していくことを考えねば、残るものも残らねえ。





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2018/09/22 Sat. 01:10 | trackback: -- | comment: 0edit

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