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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

もう一つコメント返信 




■2017/0527




前回の記事でもう一人コメントが来たので、返信。
少し長いのでもう記事化したほうがいいだろうということで記載。


来たコメントはこちら。



最後の文章は爬虫類飼育と言う骨格を作ってくれた先駆者の方々に失礼なのでは?あなたは80年代、90年代の爬虫類飼育の実際を知っていますか?
いずれ、飼育本か何かであなたの実績を見てみたいです。
ブログ内で騒いでも意味ないですし。




■■■■■ここから返信文



はじめまして。

確かに暴言が過ぎるとは自覚しております。
ですが、こう飼育するのだと書籍などで明言する以上、
安易に簡単に飼えるという基準と認識を、ヘビに付属するべきではありませんでした。

それは時代の話ではなく、飼育者がどれだけその種を追求できてきたかです。

私は構造理解を考え始めてから4年未満です。
その年数で、ある程度は内臓・体液・血液・細胞、それらの状態・性質や機能を意図的に構築・操作し、
基本的な各要素の相関性などを理解し、かなり思い通りに体内をいじくれるぐらいにはなりました。

別に誰からも教わったわけでなく、99%以上が自力での理解です。

ですが、上記の基本的なことがやれても、
それでも理解を軽く打ち砕くほど厄介なのが種別要求要素や要求比重です。

とてもじゃないがヘビは決して簡単に飼える生き物ではないのですよ。
ある程度の環境つくればそれで体の機能が稼働し続けるような生き物ではないのです。
実際は耐久性があるだけで、爬虫類の中でも飼育難易度は高い部類に入ります。


嫌なことに、理解量が増えるとヘビというものがどれだけ理解されていないかが見えてしまうのです。
数十年前から現在まで、どれだけいい加減に、不理解のもとに飼育されてきたのかが。

故にたかが紫外線の必要性の理解で何十年と時間がかかるのは、
今まで、または今の飼育者の念頭に最初に飼育法を提示した人間の話があるからです。

初めに飼育上のデータを取った人間が、もう少しまともな理解ができていれば、
現在の一般層の水準も必然と高くなるはずです。



飼育上の失敗を責めている訳ではないのです。
それはどんな人間でもありますし、私もこれからも繰り返すでしょう。
簡単に飼えるという先入観だけで飼育し、何がヘビに・その種に必要かを考えない事を責めているのです。


ただ、私が言っているのはヘビのジャンルだけの話であり、
他のカメレオンやトカゲ・ヤモリのジャンルなどは飼育水準が低いとは思っておりません。

ヘビだけなのですよ、何十年もほとんど理解が進展しないのは。



輸入や販売の開拓をしてくれた方々には感謝はしています。
ショップなどにも基本的には飼育水準の意識は持ち込みません。
ショップはあくまでも売る場所であり、輸入販売してもらえるだけで本当に有り難いと感じています。

ですが、当初のヘビの飼育情報に関して、または飼育者自体はあまりにも適当にやり過ぎです。


ヘビの輸入初期、最初は興味本位で飼育して、ガンガン死んでいくのは仕方のない事です。
しかし数十年経って、ほとんど何も変わってはいないのです。

私はそれが我慢ならないのです。
昔の飼育者がもっと本気でやっていれば、最初にヘビの飼育情報を流した人間がもっと本気で考えていれば、
人の手元で、ヘビはもう少し良い状況で生きていけているはずです。



人間というのは言葉だけを見ても、色々と条件が揃わないとその必要性を認識は出来ないものです。
構造理解なんてのは極めて面倒なものですので、
簡単に飼えるという先入観のある飼育者には、必要性は感じられることはないでしょう。

ですので基本的には私の実績というのは、どんな人間でもわかりやすい繁殖攻略種数になります。


それにより、自分たちがつまづく中で、
こいつはこのぐらいの結果は出しているのかと、それらを成すには何が必要かと、
意識してくれる人間は少しは増えてくるはずです。

それには数種類などではなく、個人で何十種という圧倒的な繁殖実績が必要になるでしょう。

それも今までまともに飼育もされていない種類でその数が必要でしょう。


とはいえ個人的に好きで飼育していますので、上記の理由がなくても私は同じ結果を求めるでしょうが、
この結果が、ヘビの理解・飼育下状況の向上に少しでも役立つなら、そういう方向でもやるだけです。


商売の基盤があるので、ヘビはこれからも輸入されるでしょうが、
WD個体や様々な種類がいつまでもまともに理解されずに死んでいくだけというのは、あまりにもな話なのです。


都合、私はシビアな言葉や暴言を吐かざるを得ないのです。
ヘビ飼育者同士のやり方の尊重では、もはや何も生まれはしないのです。
ヘビに必要な物は、理解なのです。



■■■■■返信ここまで



この昔からあるヘビの安易な飼育法だけども、これ、今より幾らでも輸入できた頃に、
最初に飼育者に買ってもらって、早めに駄目にしてもらって、
また買ってもらうように利益サイクルを上げるための意図と話にしか思えないのですよ。
(まぁこれは実際どうかは別にして、個人的にこう感じるという程度の話ですが・・・)

だからこそ、何の種類でも簡単に飼えるという売り文句になる。

簡単に飼えるというのは、飼育者が最も信じてはならない、中核としてはならない言葉なのです。




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2017/05/27 Sat. 14:25 | trackback: -- | comment: 6edit

コメント

返信ありがとうございます。
最近のヘビですが、昔よりも近親交配のせいかもしれませんが
体質が弱い個体が増えているような気がします。
いろいろ試して、考えてみます。

#mQop/nM. | URL | 2017/06/07 12:48 * edit *

こんにちは。
トランスペコスのモルフによる体質差異のデータがこちらに無いため、まぁなんとも微妙なところではありますが、
モルフによる先天的・遺伝的な弱体化に関しては、正直どうしようもない部分があります。

例えばうちの場合ですと、コーンスネークのアルビノが体脂肪が付きやすく、体脂肪が落ちづらいという性質、
コーンスネークのアネリが水分の体液への転化能力が低く、余剰水分の保持能力も低い、
というのが私の所ではあります。

ですがこの体質、何をしようとほとんど変わらなかったりします。

あくまでもその個体の基本体質上、少しはマシになる程度しかこちらから影響を及ぼせない感じです。

同時にそちらの手持ちのトランスペコスですが、個体ごとに供給要素の反映値がこちらではわかりませんので、
積算発育上でどこまで体質の弱い部分を底上げできるか、というのは微妙なところです。


まず毛玉を吐くということですが、それだけで考えますと、胃腸の粘膜分泌量(消化液)が低いので、
水分供給量を上げることは正解です。
ただ、その部分が先天的に弱い場合は体液や水分の消化液への転化量自体も低い事が予想されるので、
体温の上昇による体液循環量へのバフを掛ける必要がありますが、ただこれには熱の加え方が絡んできます。

私の場合は大体白熱灯を使用するのですが、
白熱灯からの光による物体に対しての熱の伝導率と、ヘビの体表温度の上昇・体内温度の上昇などへの影響率が結構違うので、
下手をすると生体が死ぬリスクが有り、おすすめはしません。

そちらの各個体の要求高温帯のキャパシティや熱の運用率も把握していないので調整を答えることが出来ません。

なんとなくでやるとまず死ぬでしょう。



ですので、エアコン等で中空温度自体を上げる方法のほうが安全にはなります。

ただ、余談として書いておきますが、暖突という保温器具がありますが、あれは個人的におすすめしません。
遠赤効果が強すぎて、ブルやパインすらすぐに嫌がってケースから出ようとするぐらいですので、
胃腸の消化液量が低い個体には余剰熱で致命傷になりかねません。



ちなみに今まで各月ごとの室内・ケース内の平均気温や、最低気温など、
現状の代謝や稼働量には現状までの気温の積算も絡んでくるので、
他人の手持ちの個体の調整というのは生体自体ではなく、相手側の言葉しか情報がないため、
自分の手持ちの個体を調整するよりも状況的にはるかに難しくなります。

故にブログ内でも具体的な方法は記載していないのはそういう理由があります。

自分で検証して、理解していってもらうのが基本的なスタンスであるというのはご了承ください。



ですので、基本的には水分量増やして体温上げて、
負担の少ないサイズのエサを緩やかな間隔で与えて時間を掛けてサイズを伸ばして、
伸びてくればまた体質も必然と少しは強くなる部分も出てくると思うので、各々手探りで飼育しつつ・・・
という誰からでも返ってくるような、月並みな回答にしかなりません。


体質の構築は水分は必須事項ですが、それ以外も当然必要になりますが、
それ以外の調整は適当に回答すると生体の死亡リスクに繋がるので、
微調整の説明なども状況的に出来ませんので、こちらでは上記以上の回答は難しいと判断します。



あとヒナウズラの体毛ですが、毛を吐くようでしたら現状は毛を剥いだ方がいいと思われます。

一部の内臓を取るのは余剰栄養素の削減のためです。
要は内臓脂肪への転化を少しでも減らすのが目的です。
ただ、これに関しては極端な大型化を目的とする以外は考えなくてもいい部分です。


あとは手持ちの各個体の様々な性質をご自分で理解して、調整するのがよろしいかと思います。


レベッカ臼井 #- | URL | 2017/06/07 11:18 * edit *

こんにちは。水分補給の件で、過去記事は読みました。
鳥が消化に良いと書いてありましたが、私はトランスペコスを10匹ほど飼っているのですが、いまいち消化力が弱く、少し大きい餌や間隔を詰めると、たびたび吐き戻します。それはモルフになるほど大きく現れます。
そこでヒナウズラをためしてみたいと思っているのですが、ウズラは水分が
多いので消化しやすいのでしょうか?
鳥は毛の量がとても多いと思うのですが、毛はむしりとってから与えるべきですか? うちのヘビは、ホッパーを与えたら、毛玉を吐き出すことがあります。

また、内臓や頭を落として、余計な栄養を取らせないと過去記事に書いてあったのですが、何故でょうか?

ヘビにミスティング、土壌を湿らす、餌による水分補給で、トラペコの消化力向上を期待しています。
できれば、詳しく記事にしていただければありがたいです。
過去記事は全て読みました。 これからも読ましていただきます。

#mQop/nM. | URL | 2017/06/07 08:14 * edit *

丁寧にありがとうございます。
今日からやってみます!

#bhhZubZs | URL | 2017/06/04 17:28 * edit *

はじめまして。
ミスティングの方法ですが、ブログ内に分散して少しづつ書いてあるので、
そのうち動画でも作ってまとめて書こうかとは考えてはいますが・・・。

ただ、実際に改めてまとめるかどうかはわからない上に、
書くにしてもまだだいぶ先になりそうですのでこちらのコメント欄で少し回答します。


まず前提として必ず通気性の良いケースを使ってください。
通気性が悪いと蒸れて浮腫んだり皮膚病になったりします。


掛ける量ですが、ケース内全体に5~7時間で乾くぐらいの量が基本量です。
ここから種類や要求量、状態に合わせて増減します。

( 私ですと調整は日によりけりで、丸1日~2日以上ケース内がベシャベシャになるぐらいやることもあれば、
15分ぐらいで乾く量を1日に何度もやる場合もあります。
逆に何日も乾燥させることもある感じです。
その辺は種別や個別で状態見ながら調整してください )


ヘビに掛ける量ですが、全身ベシャベシャぐらいが基本です。

また、置き水と流水に対して、要求と認識が区分けされているので顔にもしっかり掛けてください。
要求量は皮膚の状態・感触や顔にかけて飲む量で判断できます。
ただ、顔に流れる水を飲む量も種類によって変わり、少しづつしか口を動かさないけど必要としていたり、
バタバタ逃げながらでもモゴモゴ飲んでいたりなどしますので、それも種別や個別に調整してください。

個別調整により、上の()内の調整をしたり、1日の内に何度も顔に掛けて、飲むだけ飲ませる場合もあります。



ちなみに驚いて拒食などは考えなくてもいい部分です。

というのも、水かけた後食べなくなる場合は食べた後に水を掛ければいいだけの話しでして。
または掛けた後少し時間をおいてから給餌すればいいだけですので、これは除外していいです。

一度水が掛かって数日~数週間食べなくなるような個体は、人が見てると喰わないとか、
食べてる時に目が合うと吐き戻すとか、少し指が触れただけで尿酸ばら撒くとか、
何か少し気に入らないとすぐに喰わなくなるそういうレベルの個体ですので、また別の話になります。


また、床材ですが、ヘビが動いている内に粒子の細かい床材などは床材が押し固められてしまう場合があります。
ですので、定期的に撹拌して好気性の細菌を発生させてください。
腐葉土の発酵をイメージすればわかりやすいです。
床材内の通気性が悪いと嫌気性の細菌が発生し、細かな汚れなどを処理する土壌分解が機能せず、
腐敗して悪性の細菌やガスが出る場合があり、その状態だと皮膚病にも発展しやすいので、
床材の水分量調整と撹拌は必ず意識してください。



読んでてなんとなくわかると思いますが、微調整の部分の説明は出来ませんことをご了承ください。

というのは、私の場合処理してる情報量が多く、状況毎に何が見えて量やタイミングの微調整をしているかを説明すると、
無尽蔵な文字量になってしまいますので・・・。

簡素な説明ですがなんとなくこんな感じに、ぐらいで。
考えながらやっているうちに色々わかってくると思います。


レベッカ臼井 #- | URL | 2017/06/04 16:21 * edit *

質問ですが、ミスティングはヘビに霧吹きをして、水滴をつけるように
すればいいのでしょうか?嫌がって拒食等の問題は起きませんか?
ミスティング方法についてもう一度、詳しく記事にしていただければ
嬉しいです。
濡れたマウスを与えたり、床材を湿らせたりは行っています。

#mQop/nM. | URL | 2017/06/04 12:54 * edit *

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