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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

治療開始 




■2015/0225






昨日の夜からこの子が具合悪くしたので治療開始。

画像は治療中もの。

ブラックラットスネーク
Elaphe obsoleta obsoleta

2015_02240002.jpg
症状は心臓発作的な何か。
心臓の部分を縮ませて苦しそうにのたうち回る。
大きく空気を取り込み、肺を必要以上に膨らませていたりするということは、
血液流動が減り、酸素量が低下しているからだろう。

この子は導入時に酷く体が脱水しており、
動く度に鱗や筋肉がバリバリ音がするような状態だったことを考えると
当然以前の飼育者はその脱水状態の子にマウスやラットなんて喰わせてたであろうわけで、
必然と血液中の水分量の低下・それによる血中脂肪の密度の上昇、
血管・毛細血管の血流量低下による臓器への負担など、これらが発生しているだろう。

それが重なれば最後は臓器不全や心臓に来るだろう。

当然初期状態からその辺は想定してはいて、対処はしていたがCB個体だろうということもあり、
心臓への負担がここまで進行しているとは把握しきれなかった。

うちに来てからの+より、水面下での悪状態の進行の方が早かったらしい。
2015_02240001.jpg

本来この症状は、野外産の個体が突発死を起こす時の症状。

だがCB個体の場合は、WD個体のそれの発生とは些か似て非なるものだ。
症状は同じでも経過が違う。
WDは紫外線遮断と脱水が主体であり、CBの場合は脱水と内臓・血中脂肪が主体だ。


・・・他所での飼い込み個体でショップに引き取られている子は大概何かあるな。


他の子らは何とかしてきたけれど正直な話、今回は処理しきれる気がしない。
他所で悪環境に置かれていた時間が長すぎる。

こういう状態にならないための手は打てるし、普段の飼育自体がその手法になっているので
幸い最近は致命傷になる前に問題の処理が終わっている。

だが処理が追いつかず、こうなった後は対処が間に合うかどうかデータが無かったりする。
この症状のこの状態から回復していく過程の推移速度がわからないのだ。

ただ、皮肉なことに悪くなっていく推移速度は把握している。
WDのアオダイショウで嫌なほど思い知らされている。

ただ昔と違い、多少の技術はあるつもりだ。
今回、症状の進行具合がまだ浅い段階で発生しているのがせめてもの救いか。
もう少し進むと、あと1・2回の発作で死んだりする。


この子には当初からCB向けの対処ではなく、WD個体向けレベル+αの対処をする必要があったようだ。

特定栄養素の欠乏からの視点も今回対処に織り込んでおり、出来る限りの手は打つが如何なものか。





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2015/02/25 Wed. 00:26 | trackback: -- | comment: 0edit

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