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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

ヘビの成長因子の一部 




■2017/0413 (2017/0413 追記修正3回目・また修正する可能性有り)






ヘビの成長因子の一部に関してだが、
彼らの成長力というのは哺乳類的な摂食によるものだけではない。

その一つが、『享受性確保のための機能力の構築』だ。

機能力というのは各部位の稼働量が上がる上で、
その稼働量が求める必要な要素を各部位が、どれだけ効率的に短時間で多く吸収・ストック・移動・享受出来るのか、
という外界からの影響力の高さ的意味合いと、稼働量の上限値的な意味合いがある。
コンディションにも絡むけど成長力にも基本的にセットで絡んでる。


体積や稼働量を増加させても、増加した体積・稼働量を支える内的・外的要因が不足する場合は、
体のリスクを回避するために代謝量・成長力に抑制がかかる。

体積や稼働量が増えれば必然的にそれを支えるために外界に求める要素の要求量も増えるわけだが、
増えた体積や稼働量への供給量に対して、それに見合った吸収量・吸収速度・ストック能力・反映率等を成立させるには、
各部位の機能力がしっかり構築されている必要がある。


鱗・皮膚・皮下層等の、体液量や毛細血管稼働量、体液循環量、細胞の保水能力等の構築量は、
稼働量にも絡むが、機能力の構築にも当然絡む。
機能力が下がると体の外界からの享受量・影響量自体が低下するため、
皮膚関連のコンディションはベビーの頃からしっかりと構築しておかねばならない。
その方がコンディション・成長力の構築がスムーズに行われる。

この機能力だけども、これも負荷が蓄積したまま発育することで機能低下が定着していく。


総合的な消化吸収力要因の栄養反映率等と同様、
胃や腸・肝臓やらの機能を上げるには良質な細胞構築条件下で内臓が発育していかねばならないように、
鱗・皮膚や皮下脂肪層などの部分の機能力を創るにも、良質な条件下でその部位の細胞を発育させていかねばならない。

良好な状態で発育を積算した個体と、飼育下負荷により機能低下が発生したまま発育を積算した個体では、
その機能力・稼働量に当然差が出る。

長い時間負荷の多い環境下で発育してきた個体は、
その稼働量のみならず機能力も低く、体質として形成されてしまっているため、
そういった個体に供給量を増やしても、
ベビーからそれなりに高いレベルで管理されてきた個体と同じような状態には再構築されづらい。
吸収量や転化力等の享受量に機能的制限がかかっているからだ。

そういった差があると当然コンディションの上がり具合や、痩せた状態からの復旧速度などにも差が出る。
わかりやすいところだと給餌量での細胞の増加速度・血液や体液への転化速度や、
水分供給による体表・皮下への水分反映率に違いが現れる。
バフ掛けによる稼働量上昇にも差が出る。

逆に負荷が蓄積されたまま育成され、機能力が低下した個体は、
反映が遅く、現状よりコンディションを上げようとしても部位ごとの上限値が上がりづらい。

これらの機能力というのは栄養価や水分関係にのみ反映するものではなく、
それ以外の供給要素ほぼ全てに反映する。



例えば、体温の運用効率などにもダイレクトに影響する。
光源熱を体表に浴びて、その後の熱の運用性を考えてみるといい。
体表に保持された熱は、ただ熱として内側に浸透するだけではなく、血液や体液を媒体に体内へと移行する。

その辺は大型個体の状況・供給差異ごとの体温推移を見ればわかる。
ヘビはある程度、体表→体内・体内→体表への熱の自発的移動が可能だ。
同時に、物理摩擦によりそれを効率化することも出来る。
大型かつ代謝が総合的にしっかり稼働している個体はそれがわかりやすい。
ここではあえて書かないが、気になる場合は自分で検証してみるといい。


体温の移動などは、特に体内→体表の場合は供給に対しての反応の都合でわかりやすく、
構造上熱だけを意図的に移動することは出来ないので、必ず体液循環が媒体になっているというのはすぐにわかるだろう。
・・・気温差で体温が上がる、または下がるのを待つことしか出来ないと思ったら大間違いだ。

故に、体表における熱の蓄積を体内へ移行するのに、
鱗や体表の体液循環量や循環速度が細部まで動けば動くほど、より効率的・有効的に熱を体に移行・分散することが出来る。

そして基本的に体温というのは体に熱があればいいというものではなく、
生物である以上、その熱が循環してこそ意味を成すものだ。

だが機能力が低ければ、稼働量を上げても運用効率の絶対値は低下する。

その体内へ移動した熱を活かすことにも各部位の機能力が当然絡む。
例えば消化力への反映力もそう。
どれだけ熱を活かせるかで、消化力・消化液の分泌量の増加、吸収後の栄養化効率などにも絡んでくる。
で、そのためには稼働量のみでなく、胃や腸・その粘膜や分泌液自体の機能力を、底上げしておく必要があるわけだ。
それを上げれていないと、余剰熱としてただの負荷になるか、または放散に回される。


機能力を構築すればするほど要求項目を供給した際の影響力は増え、
増加した体積からの要求量を確保し、必要な稼働量を成立させ、コンディションを支える事ができる。


その外部からの供給と生体の享受力が確立していれば更にコンディションは上がり、
成長力の一部は持続的な力を持ち続けるが、
逆に体を支える・機能させる要素が供給されず、不足する場合、
体積を増加させることは彼らには負担にしかならない。

体積や稼働量が増加すればするほどそれが機能するための要素の必要量なんてのは当然上がる。
逆に体積や稼働量が増加すればするほど負荷が積算しやすくなるのであれば、
その個体のコンディションが低下したり、成長なんてしなくなるのは当たり前だ。

これは捕食の部分だけ考えても同じ。
捕食量が低いのに骨格だけガンガン伸ばして体表面積増加させて、
環境負荷によるメリットやデメリットを、
享受・転化・分散・耐久するための表皮・皮下・体内要素を無視して成長する、なんてのはまずありえない。



補助機能として、
ここでも皮下脂肪密度とその厚みというのは外界からの要素の低供給や遮断に対して緩衝作用的な効果を生むが、
それには当然限界やリスクがある。
体脂肪での補助性には脂肪の構成状況がものを言うしな。


この辺はコンディションの追求や、
それに付随する個体を意図的に大型化させることを狙うなら、理解しておかなければならない部分だろう。


ただ、この機能力というものだが、稼働量と区分けされていたり混ざっていたりで、なんとも曖昧で理解しづらい。
だが理解が積算する内にこの辺りが見えてくる。


まぁわかると思うが、結局は各部位のコンディションの構築量がものを言う。
バフ掛けやなんかも、その個体の機能力が低く、供給要素を活かせなければ一定以上反映しない。

ある程度はコンディション構築すれば、勝手に機能力も上がってくるが、
コンディションと機能力はほぼセットで稼働してるから別に考えなくてもいいのではないかというとそうでもない。

・・・使用頻度や反応頻度が少ない部分は発達しづらい、というのを書いときゃなんとなくわかるか?

その上、コンディションを一定以上に上げる上で必要な機能力と、成長因子を動かすのに必要な機能力は違う。
ただ機能力を上げるだけでも成長力は単純に上がるけども、
大型化を目指して成長因子を動かすには、
コンディションのみよりも更に高い各部位の機能力と、それに支えられた稼働量が求められる。

大型化の成長因子を動かす為の機能力の構築にはある種の習慣性と組み合わせが絡む。
コンディションだけ単純に構築していれば成立するかというと、それだけでは足りない。
その辺も気が向けば書くだろうが・・・そこでも使用頻度または反応頻度は重要になる。


まぁこれはあくまでも一部。
他にどういったものが在るのか、影響するのかは考えてみるとよろしい。







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2017/04/13 Thu. 23:11 | trackback: -- | comment: 0edit