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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

6月の窮鼠・2 




■2015/0615





地獄の有無など考える余地など無い。
目を開ければ其処に、それは目に映る全てに広がっているではないか。

――― チノちゃんの手を握りしめられぬほど当然の如く。















ラフグリーンスネーク
Opheodrys aestivus carinatus

2015_0615000199.jpg

どうすんだよコレ。





4頭目が産みやがりましたのですです。
もう煉獄一直線。

腹に抱えて飛び込む為の石をもう準備しなければいけなくなった。





都合4頭仕入れてみたけれど、正直ラフグリーンは苦戦している。
栄養反映率が明らかに低下している。
導入してから今まで、何がこの種の内臓稼働量を底上げする要素かがイマイチ見えてこない。

しかし現状とりあえずある仮定をし、それを再現するために必要なものを注文してみた。
が、それでどうなるかはわからない。


いやいや、おそらくこの種は通常のヘビの概念が通用しない。
ヘビの飼育難易度で言えばTOP3ぐらいには入るのではなかろうか。
要求される調整がマクロ過ぎて、自分の手と感覚だけでは補えないのか。

なんとなくだが、コレは両生類をやり込んでる人間とかの方がまともにやれそうな気がする。

が、出来る限りはやってみよう。

少しは見えてきたモノもあるしな。





して、ここでこの卵。
幾らCHだからってそんなに難易度が下がるとは思えないんだよなぁこの種は(´・ω・)



まぁ孵化すればの話とはいえ・・・
現状でも苦戦してるってのに産卵後の♀の立ち上げとか
ベビーの飼育とかやれるわけ無いだろ、いい加減にしろ!(心折)









2015/06/15 Mon. 21:04 | trackback: -- | comment: 0edit

6月の窮鼠 




■2015/0614






サウザンパインスネーク
Pituophis melanoleucus mugitus

2015_06140001kk.jpg
本日、大変厄介な事態への布石が目の前に突き付けられました。

ある意味では運が良いのだけども2ヶ月後に地獄に片足どころか、
黄泉比良坂よりさらに下に石を抱えて飛び込む羽目になるかもしれない。

2015_06140002skk.jpg
こんな状況になるとは思わなかった。

正直、現段階からプレッシャーでメンタルが風前の灯。
ルビーの尻を求め追い駆けるかのようにジュエルランドへと逃げ出したい。

さてどうやって準備を進めたものか(´・ω・)





2015/06/14 Sun. 23:01 | trackback: -- | comment: 0edit

自ら進んで足を入れる 




■2015/0608






今日はある生き物の部室周辺の生息密度を調べに外出していたけども、
思っていたよりも低かったのでイマイチ面白くなかったから、
なんだかんだで結局ヘビ探しになる(´・ω・)





今日の発見数は

アオダイショウ・3頭
♀が欲しいのだけど全部♂だったので、弄って遊んでその場で放流。

ミドリガメ・2頭
弄って遊んでその場で放流。

白鳥
抱えて遊んでその場で放流。
・・・2・3年前だかその辺にも道路で座ってたから持って抱えて水辺に寄せといたことあるけど、
白鳥って結構重いんだよなぁ(´・ω・)

結構気ぃ荒いし(汗)







そして念願のコレ↓を回収。








ヒバカリ
Amphiesma vibakari vibakari

2015_06080001.jpg
おそらくアダルトの♀・持ち腹。

このサイズは初めて見たけれど結構なガチムチになるのだな。
自分が思っていたよりも良いヘビじゃないか。

去年回収した連中はまだ小さいので、♂か♀かもよくわからないから、
(そもそもヒバカリの雌雄判別がいまだによくわからない)
確実な♀が欲しかったのだけど、本日2頭回収。

まさかの2頭。
2015_06080002.jpg
あんなポイントに居るとは思わなかった。

しかしこの連中、野外では冬眠で体力消耗起こして越冬明けでポロポロ死んでたり、
ロードキルとかでそれなりの数が死んでたりしてもその場所から消えることもなく、
その上意外なとこにも生息していたりで、
実質的な生息密度ってどのぐらいの数がいるんだろう。

多分私が考えているよりもはるかに多い数が居たりするのだろう。
2015_06080003.jpg
当然孵化させて抱え込むけれど、おそらくは孵化したら相当厄介なことになると思う。

孵化直後サイズのベビーとか山で見たことあるけど、
ガチで爪楊枝の半分の体積とかだからまともに飼えるかどうかもわからない。

そもそもあのサイズが何を喰ってるかも検討がつかない。

ヘタしたらまたウズラの卵の強制給餌とかになる(汗)

2015_06080004.jpg
・・・どう見ても持ち腹だなぁ(焦)


地獄へ片足突っ込むのは2ヶ月後ぐらいからかな(白目)





2015/06/08 Mon. 16:16 | trackback: -- | comment: 0edit

もう一つの仮定 




■2015/0606 ( 2017/0428 追記 )






2017/0428 追記
以下は当時の仮定としての記録で残しておきますが、
モンペリエスネークに発生していた問題は全く別のもので、現状では完全に判明・解決しており、
以下に記載しているものはあくまでも理解が中途半端な状態での仮定です。
あくまでそれを念頭にお読みください。

なお、事実上のモンペリエスネークのこの問題においては現段階では情報制限を掛けるため公開はしません。






トウブモンペリエスネーク
Malpolon monspessulanus insignitus

2015_06060002.jpg
↑以前持ってきた一番神経質な子。
機嫌悪いと咬んでくる子(汗) ボチボチ成長中。





さて、以前発生したモンペリエのトラブルだけれど、あれにはまだもう一つの仮定が残る。


通説の『ヘビには紫外線は必要無い』という観念は、
サウザンブラックレーサーとアオダイショウ、他のWD個体をもってして私は痛感したが、
それは全くの真逆であると断言してもいい。



それに関しては『ヘビ飼育概要』のカテゴリを見てもらえば少しは理解できると思う。

野外産の個体と、CBの場合は特定の一部の種類のみになるが、
まともにやるならば紫外線をやらないと野外産個体なんてあんなもん飼えるシロモノではない。
カルシウムの吸収やビタミンがどうこうというレベルの話ではないのだ。

が、先のモンペリエのトラブルはこの紫外線が要因になっているのではないかという仮定も実はあった。

あの時の症状を見るに、体内水分量過多による免疫循環の希薄化と、中空細菌の増加が原因で、
肺が細菌感染を起こしたのではないかと仮定をした。
が、そのもう一つの仮定は、

紫外線の供給過剰により、免疫力のオーバーヒートを起こし、
免疫機能が血中や細胞を傷つけて内臓が炎症を起こし、その炎症を起こした部分に感染が発生、
そしてその炎症部位に感染した細菌を駆除するために免疫力が炎症部に集まり、
その免疫力がまた炎症部の細胞を痛め、さらに炎症部が拡大した。

というのがもう一つの仮定だ。


だがこれも素人考えの仮定にすぎない。
が、免疫過剰による弊害は人間でも発生するものだ。
そして内臓の稼働量が紫外線によって維持されている野外産のヘビの場合は、
その紫外線自体が免疫バランスを形成・維持する主要因の一つであり、
供給過多になった場合はそのバランスを崩す原因になり得る可能性がある。

野外では必要量だけを自分で調整できるだろうが、人工飼育下では飼育者の知識や認識に左右される。

気管支炎でもないのに唾液過多になっていたのは免疫が過度に働いていた現れではないだろうか。


今後この仮定を検証していこうかと思うが、実験のために敢えて個体を犠牲にすることはしたくはないので、
この検証にもかなりの時間が必要と思われる。

過程の段階ではあるが、紫外線の供給量は調整を加えていかねばならないだろう。

おそらくは種類ごとに紫外線の適正供給量の範囲が在るはずだ。



しかし多くの種や個体を手元に置き、ヘビの性質や構造を考える程、訳の分からない話が出てくるな。

おそらく、大概の飼育者は飼育出来ているつもりでも、
実質的にはヘビにそれなりの負担を我慢させ、種や個体の強さに甘えて飼育出来てる気になっているだけなのだろうな。

・・・私も含めて。

故に飼育下では野外よりも安全であるにも関わらず、野外より長く生きれないという事が発生するのだろう。


色々と先は長いな。





2015/06/06 Sat. 18:41 | trackback: -- | comment: 0edit

再起 




■2015/0604






アオダイショウ
Elaphe climacophora

2015_06040002.jpg
この子は実は去年の春先に玄関前に居た子。

この子を回収した時点で既にある算段は在った。

その後、サウザンブラックレーサーを攻略し、
自分が仮定していた理論値みたいなものを実証し、ある程度の確信に至る。

同時進行でこの子を実験台にしていたのだが、これも案の定だった。
サウザンブラックレーサー同様、自分の理論値が反映する。

WDのアオダイショウは数年飼育すると大概突発死を起こす。
その原因はほぼ全て、紫外線遮断にある。


私の住む地域周辺の個体群は他の産地よりも紫外線遮断に耐性が無い。
その耐性の無さたるやヘビのイメージを軽く覆す程だ。


早い個体では数ヶ月で突発死に向かう初期症状タイプの拒食や喰いムラを起こす。
以前回収した部室周辺個体も結局その初期症状が発生した時点で飼えないと判断し、山に放流する始末。

そしてヘビ飼育開始から居た神奈川産や栃木産といった個体群も結局以前に落としてしまっている。
当時は突発死が在るということすら知らず、
起こした後も何故突発死を起こすのかが理解できなかった。
何故喰いムラを起こすのか、何故食べても痩せてくるのかが理解できなかった。

あまりにも問題が発生するので、当時はもうアオダイショウは飼うことは無いと思っていた。





だが今はその周辺の状況は構造的に大概理解できる。

結果、画像の子を1年手元に置いているが、上記の活動低下を起こさない。

そしてWD個体特有の食べてても痩せてくるといった現象が発生しない。

理論上の想定通りの結果だ。
サウザンブラックレーサーと同様、WDのアオダイショウも最早問題が無いようだ。


漸く今後は思い入れのあるアオダイショウたちが、
為す術も無く死んでいくのを見ているだけという状況にならないで済む。

私はやっとアオダイショウをまともに飼えるようになったらしい。






そう思っていたらまたこないだ玄関前に転がっていたよ。
何故この時期に部室の玄関前に居るのか(´・ω・)
2015_06040001.jpg
ダニ駆除も終わり、先日ケースに投入。


・・・もうやれるとわかった以上、当然増やすよなぁ(*´・ω・)




またいくつかの産地を集めてみよう。
もう突発死など起こさないから好きなアオダイショウを安心して飼える。


ここまで来るのに、私は随分時間が掛かってしまったなぁ。

まだまだこの先も理解しなければならないものは在るが、ボチボチやっていこうか。







2015/06/04 Thu. 21:57 | trackback: -- | comment: 0edit