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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

耐性も上がる 




■2017/0909





サウザンブラックレーサー
Coluber constrictor priapus

DSCF7203.jpg

まぁ、最早ケースの外からでないと撮影出来ない。

慣れれば慣れるほど意思表示として咬んでくるようになる。
それはWD個体もベビーからやっても変わらない。
大人しい個体を持ってる人は大当たり個体なので大事にするように(´・ω・`)


しかしよく生きてたなこの種は。
去年の私が潰れてる間は紫外線の供給量などほぼゼロだった。

通常この種のWD個体に半年も紫外線を遮断した場合は、99%死が確定している。

しかしこの子は普通に生きていた。
それには当然理由がある。
DSCF7202.jpg

それは供給要素の積算量における体の構築によるものだ。

例えば、ある要素が要求量が10%しか満たされない状況で1年体を創るのと、
要求量が80%満たされた状況で1年体が創られるのでは、
その先にある稼働量と、遮断耐性、維持能力などが全く別物になる。

まぁそれは哺乳類も変わらんわな。

こういうものはヘビにも存在し、それは明確なコンディションでもある。

長く飼い込んでる割に、なんかあるとすぐ状態を崩すのはコンディションに余裕が無い、
もとい、積算における体の構築が足りていないからだ。

強い体を作り、負荷に対して余裕のある身体を創っておけば、飼育下におけるリスクに対してかなりのアドバンテージになる。

そのおかげで今もこうしてこの子は生きている。
いまちょうど3年ぐらいか。



現時点ではまだ再構築中だが、繁殖などは来年以降はいつでもいける状況だ。

・・・♂が手に入ればな(´・ω・`)





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2017/09/09 Sat. 13:39 | trackback: -- | comment: 0edit

ヘビの成長因子の一部 




■2017/0413 (2017/0413 追記修正3回目・また修正する可能性有り)






ヘビの成長因子の一部に関してだが、
彼らの成長力というのは哺乳類的な摂食によるものだけではない。

その一つが、『享受性確保のための機能力の構築』だ。

機能力というのは各部位の稼働量が上がる上で、
その稼働量が求める必要な要素を各部位が、どれだけ効率的に短時間で多く吸収・ストック・移動・享受出来るのか、
という外界からの影響力の高さ的意味合いと、稼働量の上限値的な意味合いがある。
コンディションにも絡むけど成長力にも基本的にセットで絡んでる。


体積や稼働量を増加させても、増加した体積・稼働量を支える内的・外的要因が不足する場合は、
体のリスクを回避するために代謝量・成長力に抑制がかかる。

体積や稼働量が増えれば必然的にそれを支えるために外界に求める要素の要求量も増えるわけだが、
増えた体積や稼働量への供給量に対して、それに見合った吸収量・吸収速度・ストック能力・反映率等を成立させるには、
各部位の機能力がしっかり構築されている必要がある。


鱗・皮膚・皮下層等の、体液量や毛細血管稼働量、体液循環量、細胞の保水能力等の構築量は、
稼働量にも絡むが、機能力の構築にも当然絡む。
機能力が下がると体の外界からの享受量・影響量自体が低下するため、
皮膚関連のコンディションはベビーの頃からしっかりと構築しておかねばならない。
その方がコンディション・成長力の構築がスムーズに行われる。

この機能力だけども、これも負荷が蓄積したまま発育することで機能低下が定着していく。


総合的な消化吸収力要因の栄養反映率等と同様、
胃や腸・肝臓やらの機能を上げるには良質な細胞構築条件下で内臓が発育していかねばならないように、
鱗・皮膚や皮下脂肪層などの部分の機能力を創るにも、良質な条件下でその部位の細胞を発育させていかねばならない。

良好な状態で発育を積算した個体と、飼育下負荷により機能低下が発生したまま発育を積算した個体では、
その機能力・稼働量に当然差が出る。

長い時間負荷の多い環境下で発育してきた個体は、
その稼働量のみならず機能力も低く、体質として形成されてしまっているため、
そういった個体に供給量を増やしても、
ベビーからそれなりに高いレベルで管理されてきた個体と同じような状態には再構築されづらい。
吸収量や転化力等の享受量に機能的制限がかかっているからだ。

そういった差があると当然コンディションの上がり具合や、痩せた状態からの復旧速度などにも差が出る。
わかりやすいところだと給餌量での細胞の増加速度・血液や体液への転化速度や、
水分供給による体表・皮下への水分反映率に違いが現れる。
バフ掛けによる稼働量上昇にも差が出る。

逆に負荷が蓄積されたまま育成され、機能力が低下した個体は、
反映が遅く、現状よりコンディションを上げようとしても部位ごとの上限値が上がりづらい。

これらの機能力というのは栄養価や水分関係にのみ反映するものではなく、
それ以外の供給要素ほぼ全てに反映する。



例えば、体温の運用効率などにもダイレクトに影響する。
光源熱を体表に浴びて、その後の熱の運用性を考えてみるといい。
体表に保持された熱は、ただ熱として内側に浸透するだけではなく、血液や体液を媒体に体内へと移行する。

その辺は大型個体の状況・供給差異ごとの体温推移を見ればわかる。
ヘビはある程度、体表→体内・体内→体表への熱の自発的移動が可能だ。
同時に、物理摩擦によりそれを効率化することも出来る。
大型かつ代謝が総合的にしっかり稼働している個体はそれがわかりやすい。
ここではあえて書かないが、気になる場合は自分で検証してみるといい。


体温の移動などは、特に体内→体表の場合は供給に対しての反応の都合でわかりやすく、
構造上熱だけを意図的に移動することは出来ないので、必ず体液循環が媒体になっているというのはすぐにわかるだろう。
・・・気温差で体温が上がる、または下がるのを待つことしか出来ないと思ったら大間違いだ。

故に、体表における熱の蓄積を体内へ移行するのに、
鱗や体表の体液循環量や循環速度が細部まで動けば動くほど、より効率的・有効的に熱を体に移行・分散することが出来る。

そして基本的に体温というのは体に熱があればいいというものではなく、
生物である以上、その熱が循環してこそ意味を成すものだ。

だが機能力が低ければ、稼働量を上げても運用効率の絶対値は低下する。

その体内へ移動した熱を活かすことにも各部位の機能力が当然絡む。
例えば消化力への反映力もそう。
どれだけ熱を活かせるかで、消化力・消化液の分泌量の増加、吸収後の栄養化効率などにも絡んでくる。
で、そのためには稼働量のみでなく、胃や腸・その粘膜や分泌液自体の機能力を、底上げしておく必要があるわけだ。
それを上げれていないと、余剰熱としてただの負荷になるか、または放散に回される。


機能力を構築すればするほど要求項目を供給した際の影響力は増え、
増加した体積からの要求量を確保し、必要な稼働量を成立させ、コンディションを支える事ができる。


その外部からの供給と生体の享受力が確立していれば更にコンディションは上がり、
成長力の一部は持続的な力を持ち続けるが、
逆に体を支える・機能させる要素が供給されず、不足する場合、
体積を増加させることは彼らには負担にしかならない。

体積や稼働量が増加すればするほどそれが機能するための要素の必要量なんてのは当然上がる。
逆に体積や稼働量が増加すればするほど負荷が積算しやすくなるのであれば、
その個体のコンディションが低下したり、成長なんてしなくなるのは当たり前だ。

これは捕食の部分だけ考えても同じ。
捕食量が低いのに骨格だけガンガン伸ばして体表面積増加させて、
環境負荷によるメリットやデメリットを、
享受・転化・分散・耐久するための表皮・皮下・体内要素を無視して成長する、なんてのはまずありえない。



補助機能として、
ここでも皮下脂肪密度とその厚みというのは外界からの要素の低供給や遮断に対して緩衝作用的な効果を生むが、
それには当然限界やリスクがある。
体脂肪での補助性には脂肪の構成状況がものを言うしな。


この辺はコンディションの追求や、
それに付随する個体を意図的に大型化させることを狙うなら、理解しておかなければならない部分だろう。


ただ、この機能力というものだが、稼働量と区分けされていたり混ざっていたりで、なんとも曖昧で理解しづらい。
だが理解が積算する内にこの辺りが見えてくる。


まぁわかると思うが、結局は各部位のコンディションの構築量がものを言う。
バフ掛けやなんかも、その個体の機能力が低く、供給要素を活かせなければ一定以上反映しない。

ある程度はコンディション構築すれば、勝手に機能力も上がってくるが、
コンディションと機能力はほぼセットで稼働してるから別に考えなくてもいいのではないかというとそうでもない。

・・・使用頻度や反応頻度が少ない部分は発達しづらい、というのを書いときゃなんとなくわかるか?

その上、コンディションを一定以上に上げる上で必要な機能力と、成長因子を動かすのに必要な機能力は違う。
ただ機能力を上げるだけでも成長力は単純に上がるけども、
大型化を目指して成長因子を動かすには、
コンディションのみよりも更に高い各部位の機能力と、それに支えられた稼働量が求められる。

大型化の成長因子を動かす為の機能力の構築にはある種の習慣性と組み合わせが絡む。
コンディションだけ単純に構築していれば成立するかというと、それだけでは足りない。
その辺も気が向けば書くだろうが・・・そこでも使用頻度または反応頻度は重要になる。


まぁこれはあくまでも一部。
他にどういったものが在るのか、影響するのかは考えてみるとよろしい。







2017/04/13 Thu. 23:11 | trackback: -- | comment: 0edit

循環と成長・寿命の小話 




■2017/0408 (2017/0410 追記)





前回の記事で、
ただガレている個体を、痩せている方が長生きすると勘違いしている飼育者も多い。
と書いたが、いい機会だ。
せっかくだからその理由を記載しておこうか。




体液量が多く、循環量が高いということが何であるかを考えてみるといい。
そして老化の現象を考えるといい。

循環量が高いということは老廃物・余剰栄養素の排出が多く、
微弱脱水・脱水状態による腸管での水分の再吸収量も減る。
ということは体液・血液や、細胞内・周囲に老廃物が維持されず、
濾過された常に鮮度の高い体液がベースになる。



細胞間液が多く、循環が高いということは一定時間内の濾過の量が多く、
同時に細胞内の体液量が多いということは、一定時間内の細胞間液との体液交換量が多くなるということだ。


同時に内臓の細胞も老廃物が蓄積せずに機能力を発揮できる。
濾過に余裕があるということは当然臓器への負荷も減る。



血液の状態を考えてみるといい。
循環量が低く、濾過が低く、老廃物が常に体液内・血液内に滞在している状態は、
ヘビの場合は細胞や各器官には何の影響も無いだろうか?

答えは否。
当然在り得ない。
生物である以上、その辺りの基本原則は変わらない。

特に肝臓や腎臓なんてのはただでさえ負担の多い臓器だ。
全体的に体液量を増やして機能力を上げれば当然負荷は減る。
負荷が減れば減るほど老化が遅くなるのは当然だ。


同時に、再利用量が多ければ多いほど基礎的な鮮度は低下するので、
古いものは排出し、常に新しい材料で体液を構築する方が当然よろしい。

だから内側と外側からの水分供給量というのはメイン要素なのだよ。





保水量や体液量が多ければ、毛細血管の稼働効率も増える。
栄養や酸素・必要要素が供給された際に発生する効果も血液や体液を媒体に循環するから、
その辺の機能力も高くなり、一定の供給量に対してそれを有効に利用できる量が増加する。



皮下脂肪なども体液量が多ければ細胞や内臓の循環の補助になり、関連する機能力を上げる。
逆に体液量が低く、脂肪密度が高いと循環を阻害するため各機能力は低下する。


体液や血液を濾過して老廃物を排出する際には、必ず同時に水分を利用して排出される。
当然その水分は体液のため、体内の体液量は減少する。
その際、皮下脂肪層にある体液や、余剰水分(私が普段から皮下保水量とか言ってるもの)が、
その減少した部分に補充される感じになる。


体液量が少ない場合、体表・呼吸からの水分揮発や、濾過排出が発生する上で、
筋肉や皮下脂肪から水分や体液が内臓循環や血液の維持に優先的に持っていかれるため、
水分供給量が低く、消耗が優位性をもってそれが積算していくと、
よくアダルト個体に見かける、成長すればするほどガレてくる状態に繋がっていくわけだ。


前の記事でも書いたが、 ″体積が増加するということは要求量も増える ″ というのは当然そこでも適用される。

増加した体積を支えるには、体液量・循環量・濾過量が体積に準じて増加しなければならない、ということだ。


そういう個体はベビーの時とアダルトの時の背肉の付き方・細胞の柔らかさ等を見比べてみるといい。
成長と共に肉質が固くなってくるのはヘビの基本性質ではないからな。


故に私はチラホラと ″構成状態が違う ″的な言葉を言っていると思うが、その一部はこういうこと。

細胞の状況・状態で、役割や負荷の意味が異なるというわけだ。







体液量が多ければ多いほど循環系の機能力を上げるため、
当然ただ痩せている個体よりは老廃物の濾過、細胞の活性値等は高くなる。

それが寿命に絡まないと思うか?




″痩せている方が長生きする ″というのは、
これも理解や技術の無い人間から出てきた言葉で、脂肪密度を上げただけの肥満個体と、
痩せて脂肪密度による体液循環阻害が低い個体では、そのどちらが・・・という極論的な話でしかないだろう。

それにかなり昔に出て来てる話だから、昔の飼育者の水準を考えれば、当然両者共に脱水状態がデフォだろうからな。

体積が少なければ、水分を摂食や経口摂取から得れる量が、要求量に対して比率の問題で充足率が高くなる。

痩せていれば肥満個体よりは循環阻害が低いから、
肥満率が高く・体積が多い個体よりは体液量や循環が比率上で多くなるから多少はマシ、という程度の話だ。

・・・機能力差異上の水分反映率や供給量、相関性なんぞ当たり前のように考えられていないだろうしな。
どう考えてもコンディションを最優先にして出て来てるものではないわな。


付け加えるなら、
食物の摂取量が低ければ単純に老廃物・余剰栄養素・酸化物質等の発生が低くなるから内臓への負荷が減る。
細胞数が低いほうが老廃物の発生量も抑えられる。
細胞数による消費エネルギーが低いから負荷が減る。
という安直な理由も入っているだろう。

・・・阿呆かと。

それではコンディションを成立させているのではなく、省エネモードにして耐久させているだけだ。
それはあくまでも ″維持 ″であって、飼育の範疇ではない。


哺乳類、または人間に変換して考えるといい。
丈夫で、健康で、強い体を創る上で、必要な事はただ痩せさせて、低代謝にすることか?

構造を考えろ、在り得ないだろう。

170cmの人間に胡瓜とキャベツだけ喰わせて、1日100ccの水だけ与えて、
30キロ台まで痩せ細った奴に 『お前は健康だ、これでいい。 自信を持て』 と言っているのと変わらない。

そして人間がヘビのように状況に耐えるために低代謝になれると仮定してみるといい。
・・・結構馬鹿げた認識であることはわかるだろう。

意図的に濾過に集中させるために給餌を遮断し、水分供給量を多くすることはあるが、
無条件的に上記に基いているならばコンディションを考える・構築する上では話にならない。





コンディションは体格や肉付きで考えるのではなく、細胞性質・各機能力・負荷に対しての優位性等で考えるのだよ。

それが考えれず、表面的な肉付きだけでしか考えれないなら、
何十年掛かろうとコンディションというものは基本的な部分すら理解出来ない。


体液・循環・各部位の機能力・稼働量、そういったものを把握できないと、
ヘビのコンディションなんて本質的には分かるわけがない。

一定以上わからない場合何処まで行こうが ″生きていれば正解 ″の範囲に留まる。
それでは幾ら時間が経過しようが、始めたばかりの初心者と同じだ。

そもそも肉付きなどの事を考えるなら、まずは海外のその種の野外個体の画像を見漁れと。
そうすれば多少は良い状態のイメージもしやすいだろう。

コピペ(放置)飼育でマウスだけ喰わせてる人間が、コンディションとは何であるかを話せるか?


体液量はコンディションの主要要素なわけですよ。
この1要素は体のほぼ全ての機能に関与する。
体液・水分の絡んでいない機能・部位がそんなにあるか?

そして彼らは外部への依存率が高く、同時に自発的に不足を補完する機能・能力が低い。
状況に対して要求や認識も区分けされており、あらゆる機能が外部要素との相関性の上で成立している。


ただヘビの場合は更に別の各供給要素ごとの、
稼働加算値( 内臓稼働量や代謝や循環、機能力に対してのバフみたいなもの )がある。
水分関連は最優先事項ではあるが、体液量だけ増やせばいいというものではない。


基本単純な話で、水分循環量が滞れば老化は進む。
水分循環量が多ければ細胞自体の老化が緩和される。

ヘビであれ哺乳類であれ、その辺は基本原則だろう。


当然これ以外にも寿命に絡むものはあるが、今回は書いていない。
それ以外を考えるならヘビのシステムが他の爬虫類同様、外部依存であることを前提にして、
何が循環や細胞を動かす要素であるかを考えるといい。











2017/04/08 Sat. 14:56 | trackback: -- | comment: 0edit

復旧中 




■2017/0408





ブラックラットスネーク・リコリススティック
Elaphe obsoleta obsoleta

DSCF7053.jpg

現在コンディション復旧中。
鱗・皮膚・皮下脂肪の体液量が減って駄目なタイプの光沢が発生してる。
触った感触も固くなったし、
皮膚の機能力が低下してるせいで表皮からの水分吸収量・保持能力も露骨に低下している。
だが低下箇所はそれだけではない、細かく書いたらキリがない。

去年の5月辺りから管理がまともにできなかったのでコンディション低下はおろか、1年間ほとんど成長していない。
とは言え160~170cmぐらいはあるのだけど。



さて、首周辺の体の側面の鱗と、腹板の鱗の接合点を見てもらえるだろうか。
接合点の彫りが深くなって窪んでいるのがわかるだろうか。

皮膚や体脂肪の体液量が減り、少し痩せるとこのように彫りが深くなる。
体液による鱗と皮膚の膨張力と張りが減るせいだ。

ただ少し痩せるだけならそんなに窪むことは無い、体液量が減っていることが一番の原因なのだ。

力を入れた際に出る接合点の段差とは違うので誤認しないように。

体上部・側面の鱗の場合はまた別の表現になり、皮膚の体液膨張が減り鱗同士の距離が詰まるのだが、
私はそれをそのまま、 ″身詰まり ″と呼んでいる。

これ、駄目な例ね。

以前上げてあるリコリスの画像を見てみるといい、僅かの差異なのだが。
まぁ画質の問題で、ただの陰影なのか窪みなのか微妙によくわからないだろうけど(汗)
本来もっとなめらかで、直に触れているとよく分かるんだ。



まぁウチの連中は、体脂肪体積を細胞密度ではなく体液量で増やしているので、
体脂肪密度で皮下膨張力を発生させている個体と違い、身詰まりが発生しても早めに復旧が出来るけども。
体液量や体液循環量の基礎が高い都合で、体液量が低い個体に同じ現象が発生した場合とは負荷がまったく異なる。

ウチのように体液量で皮下脂肪が膨張している個体は、
体液量低下が蓄積し、同時に細胞数が減少した際にそれ(接合点の窪み)が顕著に出る。
物理的な形質変化の都合でな。
体液量が多く、柔らかい状態で拡張しているということは、萎んだ際にはシワ等が出やすくなるということだ。
おそらくは脂肪密度が高い個体が痩せた時よりも表面化しやすいだろう。


しかしこれが育成下で水分供給量が少なく、低い体液量がデフォ化してる場合は、
鱗や皮膚が元々拡張していないため、低下後に顕著には出づらい。
窪むほどの元々の皮下脂肪の厚みや柔らかさが無いから、物理的に形質変化しづらいのだ。
だが接合点の窪みは出づらいが、側面~上部の身詰まりは普段から発生している。

ただ、成長(体積の増加)と共に脱水量が増加・積算されて徐々に表面化してくるパターンはある。
単純な事なのだが、体積が増加するということは要求量も増えるということなのだが、
小さいころと変わらずに低い供給量のままだと負荷が積算してそうなる。

これ、一般飼育者の所では大概が供給量が変わらず、その都合でコンディションが低下してくる場合が多い。
アダルト個体の背肉が落ちている個体が多いのはその理解が足りないことによる原因が多い。

ただガレている個体を、痩せている方が長生きすると勘違いしている飼育者も多い。

その場合は首周辺の側面鱗と腹板の接合点の窪みが発生した・している場合は、
コンディションがかなり削られていると考えていいだろう。



ヘビの飼育において、同じ現象の発生でも意味合いが異なる事柄は多い。


DSCF7054.jpg
去年の5月ぐらいからずっと管理できない事に苦渋を味わい続け、精神的には病気よりもそちらの方が負担になっていた。
何が起きているかわかる分、余計にな。


だがこの期間中もヘビへの構造理解は進展している。
この期間中に少し面白いデータも取れたので、いずれ書こうかと思う。

さ、なるべく早めに復旧させていかんとな。






2017/04/08 Sat. 01:13 | trackback: -- | comment: 0edit