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ヘビの成長因子の一部 




■2017/0413 (2017/0413 追記修正3回目・また修正する可能性有り)






ヘビの成長因子の一部に関してだが、
彼らの成長力というのは哺乳類的な摂食によるものだけではない。

その一つが、『享受性確保のための機能力の構築』だ。

機能力というのは各部位の稼働量が上がる上で、
その稼働量が求める必要な要素を各部位が、どれだけ効率的に短時間で多く吸収・ストック・移動・享受出来るのか、
という外界からの影響力の高さ的意味合いと、稼働量の上限値的な意味合いがある。
コンディションにも絡むけど成長力にも基本的にセットで絡んでる。


体積や稼働量を増加させても、増加した体積・稼働量を支える内的・外的要因が不足する場合は、
体のリスクを回避するために代謝量・成長力に抑制がかかる。

体積や稼働量が増えれば必然的にそれを支えるために外界に求める要素の要求量も増えるわけだが、
増えた体積や稼働量への供給量に対して、それに見合った吸収量・吸収速度・ストック能力・反映率等を成立させるには、
各部位の機能力がしっかり構築されている必要がある。


鱗・皮膚・皮下層等の、体液量や毛細血管稼働量、体液循環量、細胞の保水能力等の構築量は、
稼働量にも絡むが、機能力の構築にも当然絡む。
機能力が下がると体の外界からの享受量・影響量自体が低下するため、
皮膚関連のコンディションはベビーの頃からしっかりと構築しておかねばならない。
その方がコンディション・成長力の構築がスムーズに行われる。

この機能力だけども、これも負荷が蓄積したまま発育することで機能低下が定着していく。


総合的な消化吸収力要因の栄養反映率等と同様、
胃や腸・肝臓やらの機能を上げるには良質な細胞構築条件下で内臓が発育していかねばならないように、
鱗・皮膚や皮下脂肪層などの部分の機能力を創るにも、良質な条件下でその部位の細胞を発育させていかねばならない。

良好な状態で発育を積算した個体と、飼育下負荷により機能低下が発生したまま発育を積算した個体では、
その機能力・稼働量に当然差が出る。

長い時間負荷の多い環境下で発育してきた個体は、
その稼働量のみならず機能力も低く、体質として形成されてしまっているため、
そういった個体に供給量を増やしても、
ベビーからそれなりに高いレベルで管理されてきた個体と同じような状態には再構築されづらい。
吸収量や転化力等の享受量に機能的制限がかかっているからだ。

そういった差があると当然コンディションの上がり具合や、痩せた状態からの復旧速度などにも差が出る。
わかりやすいところだと給餌量での細胞の増加速度・血液や体液への転化速度や、
水分供給による体表・皮下への水分反映率に違いが現れる。
バフ掛けによる稼働量上昇にも差が出る。

逆に負荷が蓄積されたまま育成され、機能力が低下した個体は、
反映が遅く、現状よりコンディションを上げようとしても部位ごとの上限値が上がりづらい。

これらの機能力というのは栄養価や水分関係にのみ反映するものではなく、
それ以外の供給要素ほぼ全てに反映する。



例えば、体温の運用効率などにもダイレクトに影響する。
光源熱を体表に浴びて、その後の熱の運用性を考えてみるといい。
体表に保持された熱は、ただ熱として内側に浸透するだけではなく、血液や体液を媒体に体内へと移行する。

その辺は大型個体の状況・供給差異ごとの体温推移を見ればわかる。
ヘビはある程度、体表→体内・体内→体表への熱の自発的移動が可能だ。
同時に、物理摩擦によりそれを効率化することも出来る。
大型かつ代謝が総合的にしっかり稼働している個体はそれがわかりやすい。
ここではあえて書かないが、気になる場合は自分で検証してみるといい。


体温の移動などは、特に体内→体表の場合は供給に対しての反応の都合でわかりやすく、
構造上熱だけを意図的に移動することは出来ないので、必ず体液循環が媒体になっているというのはすぐにわかるだろう。
・・・気温差で体温が上がる、または下がるのを待つことしか出来ないと思ったら大間違いだ。

故に、体表における熱の蓄積を体内へ移行するのに、
鱗や体表の体液循環量や循環速度が細部まで動けば動くほど、より効率的・有効的に熱を体に移行・分散することが出来る。

そして基本的に体温というのは体に熱があればいいというものではなく、
生物である以上、その熱が循環してこそ意味を成すものだ。

だが機能力が低ければ、稼働量を上げても運用効率の絶対値は低下する。

その体内へ移動した熱を活かすことにも各部位の機能力が当然絡む。
例えば消化力への反映力もそう。
どれだけ熱を活かせるかで、消化力・消化液の分泌量の増加、吸収後の栄養化効率などにも絡んでくる。
で、そのためには稼働量のみでなく、胃や腸・その粘膜や分泌液自体の機能力を、底上げしておく必要があるわけだ。
それを上げれていないと、余剰熱としてただの負荷になるか、または放散に回される。


機能力を構築すればするほど要求項目を供給した際の影響力は増え、
増加した体積からの要求量を確保し、必要な稼働量を成立させ、コンディションを支える事ができる。


その外部からの供給と生体の享受力が確立していれば更にコンディションは上がり、
成長力の一部は持続的な力を持ち続けるが、
逆に体を支える・機能させる要素が供給されず、不足する場合、
体積を増加させることは彼らには負担にしかならない。

体積や稼働量が増加すればするほどそれが機能するための要素の必要量なんてのは当然上がる。
逆に体積や稼働量が増加すればするほど負荷が積算しやすくなるのであれば、
その個体のコンディションが低下したり、成長なんてしなくなるのは当たり前だ。

これは捕食の部分だけ考えても同じ。
捕食量が低いのに骨格だけガンガン伸ばして体表面積増加させて、
環境負荷によるメリットやデメリットを、
享受・転化・分散・耐久するための表皮・皮下・体内要素を無視して成長する、なんてのはまずありえない。



補助機能として、
ここでも皮下脂肪密度とその厚みというのは外界からの要素の低供給や遮断に対して緩衝作用的な効果を生むが、
それには当然限界やリスクがある。
体脂肪での補助性には脂肪の構成状況がものを言うしな。


この辺はコンディションの追求や、
それに付随する個体を意図的に大型化させることを狙うなら、理解しておかなければならない部分だろう。


ただ、この機能力というものだが、稼働量と区分けされていたり混ざっていたりで、なんとも曖昧で理解しづらい。
だが理解が積算する内にこの辺りが見えてくる。


まぁわかると思うが、結局は各部位のコンディションの構築量がものを言う。
バフ掛けやなんかも、その個体の機能力が低く、供給要素を活かせなければ一定以上反映しない。

ある程度はコンディション構築すれば、勝手に機能力も上がってくるが、
コンディションと機能力はほぼセットで稼働してるから別に考えなくてもいいのではないかというとそうでもない。

・・・使用頻度や反応頻度が少ない部分は発達しづらい、というのを書いときゃなんとなくわかるか?

その上、コンディションを一定以上に上げる上で必要な機能力と、成長因子を動かすのに必要な機能力は違う。
ただ機能力を上げるだけでも成長力は単純に上がるけども、
大型化を目指して成長因子を動かすには、
コンディションのみよりも更に高い各部位の機能力と、それに支えられた稼働量が求められる。

大型化の成長因子を動かす為の機能力の構築にはある種の習慣性と組み合わせが絡む。
コンディションだけ単純に構築していれば成立するかというと、それだけでは足りない。
その辺も気が向けば書くだろうが・・・そこでも使用頻度または反応頻度は重要になる。


まぁこれはあくまでも一部。
他にどういったものが在るのか、影響するのかは考えてみるとよろしい。







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2017/04/13 Thu. 23:11 | trackback: -- | comment: 0edit

循環と成長・寿命の小話 




■2017/0408 (2017/0410 追記)





前回の記事で、
ただガレている個体を、痩せている方が長生きすると勘違いしている飼育者も多い。
と書いたが、いい機会だ。
せっかくだからその理由を記載しておこうか。




体液量が多く、循環量が高いということが何であるかを考えてみるといい。
そして老化の現象を考えるといい。

循環量が高いということは老廃物・余剰栄養素の排出が多く、
微弱脱水・脱水状態による腸管での水分の再吸収量も減る。
ということは体液・血液や、細胞内・周囲に老廃物が維持されず、
濾過された常に鮮度の高い体液がベースになる。



細胞間液が多く、循環が高いということは一定時間内の濾過の量が多く、
同時に細胞内の体液量が多いということは、一定時間内の細胞間液との体液交換量が多くなるということだ。


同時に内臓の細胞も老廃物が蓄積せずに機能力を発揮できる。
濾過に余裕があるということは当然臓器への負荷も減る。



血液の状態を考えてみるといい。
循環量が低く、濾過が低く、老廃物が常に体液内・血液内に滞在している状態は、
ヘビの場合は細胞や各器官には何の影響も無いだろうか?

答えは否。
当然在り得ない。
生物である以上、その辺りの基本原則は変わらない。

特に肝臓や腎臓なんてのはただでさえ負担の多い臓器だ。
全体的に体液量を増やして機能力を上げれば当然負荷は減る。
負荷が減れば減るほど老化が遅くなるのは当然だ。


同時に、再利用量が多ければ多いほど基礎的な鮮度は低下するので、
古いものは排出し、常に新しい材料で体液を構築する方が当然よろしい。

だから内側と外側からの水分供給量というのはメイン要素なのだよ。





保水量や体液量が多ければ、毛細血管の稼働効率も増える。
栄養や酸素・必要要素が供給された際に発生する効果も血液や体液を媒体に循環するから、
その辺の機能力も高くなり、一定の供給量に対してそれを有効に利用できる量が増加する。



皮下脂肪なども体液量が多ければ細胞や内臓の循環の補助になり、関連する機能力を上げる。
逆に体液量が低く、脂肪密度が高いと循環を阻害するため各機能力は低下する。


体液や血液を濾過して老廃物を排出する際には、必ず同時に水分を利用して排出される。
当然その水分は体液のため、体内の体液量は減少する。
その際、皮下脂肪層にある体液や、余剰水分(私が普段から皮下保水量とか言ってるもの)が、
その減少した部分に補充される感じになる。


体液量が少ない場合、体表・呼吸からの水分揮発や、濾過排出が発生する上で、
筋肉や皮下脂肪から水分や体液が内臓循環や血液の維持に優先的に持っていかれるため、
水分供給量が低く、消耗が優位性をもってそれが積算していくと、
よくアダルト個体に見かける、成長すればするほどガレてくる状態に繋がっていくわけだ。


前の記事でも書いたが、 ″体積が増加するということは要求量も増える ″ というのは当然そこでも適用される。

増加した体積を支えるには、体液量・循環量・濾過量が体積に準じて増加しなければならない、ということだ。


そういう個体はベビーの時とアダルトの時の背肉の付き方・細胞の柔らかさ等を見比べてみるといい。
成長と共に肉質が固くなってくるのはヘビの基本性質ではないからな。


故に私はチラホラと ″構成状態が違う ″的な言葉を言っていると思うが、その一部はこういうこと。

細胞の状況・状態で、役割や負荷の意味が異なるというわけだ。







体液量が多ければ多いほど循環系の機能力を上げるため、
当然ただ痩せている個体よりは老廃物の濾過、細胞の活性値等は高くなる。

それが寿命に絡まないと思うか?




″痩せている方が長生きする ″というのは、
これも理解や技術の無い人間から出てきた言葉で、脂肪密度を上げただけの肥満個体と、
痩せて脂肪密度による体液循環阻害が低い個体では、そのどちらが・・・という極論的な話でしかないだろう。

それにかなり昔に出て来てる話だから、昔の飼育者の水準を考えれば、当然両者共に脱水状態がデフォだろうからな。

体積が少なければ、水分を摂食や経口摂取から得れる量が、要求量に対して比率の問題で充足率が高くなる。

痩せていれば肥満個体よりは循環阻害が低いから、
肥満率が高く・体積が多い個体よりは体液量や循環が比率上で多くなるから多少はマシ、という程度の話だ。

・・・機能力差異上の水分反映率や供給量、相関性なんぞ当たり前のように考えられていないだろうしな。
どう考えてもコンディションを最優先にして出て来てるものではないわな。


付け加えるなら、
食物の摂取量が低ければ単純に老廃物・余剰栄養素・酸化物質等の発生が低くなるから内臓への負荷が減る。
細胞数が低いほうが老廃物の発生量も抑えられる。
細胞数による消費エネルギーが低いから負荷が減る。
という安直な理由も入っているだろう。

・・・阿呆かと。

それではコンディションを成立させているのではなく、省エネモードにして耐久させているだけだ。
それはあくまでも ″維持 ″であって、飼育の範疇ではない。


哺乳類、または人間に変換して考えるといい。
丈夫で、健康で、強い体を創る上で、必要な事はただ痩せさせて、低代謝にすることか?

構造を考えろ、在り得ないだろう。

170cmの人間に胡瓜とキャベツだけ喰わせて、1日100ccの水だけ与えて、
30キロ台まで痩せ細った奴に 『お前は健康だ、これでいい。 自信を持て』 と言っているのと変わらない。

そして人間がヘビのように状況に耐えるために低代謝になれると仮定してみるといい。
・・・結構馬鹿げた認識であることはわかるだろう。

意図的に濾過に集中させるために給餌を遮断し、水分供給量を多くすることはあるが、
無条件的に上記に基いているならばコンディションを考える・構築する上では話にならない。





コンディションは体格や肉付きで考えるのではなく、細胞性質・各機能力・負荷に対しての優位性等で考えるのだよ。

それが考えれず、表面的な肉付きだけでしか考えれないなら、
何十年掛かろうとコンディションというものは基本的な部分すら理解出来ない。


体液・循環・各部位の機能力・稼働量、そういったものを把握できないと、
ヘビのコンディションなんて本質的には分かるわけがない。

一定以上わからない場合何処まで行こうが ″生きていれば正解 ″の範囲に留まる。
それでは幾ら時間が経過しようが、始めたばかりの初心者と同じだ。

そもそも肉付きなどの事を考えるなら、まずは海外のその種の野外個体の画像を見漁れと。
そうすれば多少は良い状態のイメージもしやすいだろう。

コピペ(放置)飼育でマウスだけ喰わせてる人間が、コンディションとは何であるかを話せるか?


体液量はコンディションの主要要素なわけですよ。
この1要素は体のほぼ全ての機能に関与する。
体液・水分の絡んでいない機能・部位がそんなにあるか?

そして彼らは外部への依存率が高く、同時に自発的に不足を補完する機能・能力が低い。
状況に対して要求や認識も区分けされており、あらゆる機能が外部要素との相関性の上で成立している。


ただヘビの場合は更に別の各供給要素ごとの、
稼働加算値( 内臓稼働量や代謝や循環、機能力に対してのバフみたいなもの )がある。
水分関連は最優先事項ではあるが、体液量だけ増やせばいいというものではない。


基本単純な話で、水分循環量が滞れば老化は進む。
水分循環量が多ければ細胞自体の老化が緩和される。

ヘビであれ哺乳類であれ、その辺は基本原則だろう。


当然これ以外にも寿命に絡むものはあるが、今回は書いていない。
それ以外を考えるならヘビのシステムが他の爬虫類同様、外部依存であることを前提にして、
何が循環や細胞を動かす要素であるかを考えるといい。











2017/04/08 Sat. 14:56 | trackback: -- | comment: 0edit

復旧中 




■2017/0408





ブラックラットスネーク・リコリススティック
Elaphe obsoleta obsoleta

DSCF7053.jpg

現在コンディション復旧中。
鱗・皮膚・皮下脂肪の体液量が減って駄目なタイプの光沢が発生してる。
触った感触も固くなったし、
皮膚の機能力が低下してるせいで表皮からの水分吸収量・保持能力も露骨に低下している。
だが低下箇所はそれだけではない、細かく書いたらキリがない。

去年の5月辺りから管理がまともにできなかったのでコンディション低下はおろか、1年間ほとんど成長していない。
とは言え160~170cmぐらいはあるのだけど。



さて、首周辺の体の側面の鱗と、腹板の鱗の接合点を見てもらえるだろうか。
接合点の彫りが深くなって窪んでいるのがわかるだろうか。

皮膚や体脂肪の体液量が減り、少し痩せるとこのように彫りが深くなる。
体液による鱗と皮膚の膨張力と張りが減るせいだ。

ただ少し痩せるだけならそんなに窪むことは無い、体液量が減っていることが一番の原因なのだ。

力を入れた際に出る接合点の段差とは違うので誤認しないように。

体上部・側面の鱗の場合はまた別の表現になり、皮膚の体液膨張が減り鱗同士の距離が詰まるのだが、
私はそれをそのまま、 ″身詰まり ″と呼んでいる。

これ、駄目な例ね。

以前上げてあるリコリスの画像を見てみるといい、僅かの差異なのだが。
まぁ画質の問題で、ただの陰影なのか窪みなのか微妙によくわからないだろうけど(汗)
本来もっとなめらかで、直に触れているとよく分かるんだ。



まぁウチの連中は、体脂肪体積を細胞密度ではなく体液量で増やしているので、
体脂肪密度で皮下膨張力を発生させている個体と違い、身詰まりが発生しても早めに復旧が出来るけども。
体液量や体液循環量の基礎が高い都合で、体液量が低い個体に同じ現象が発生した場合とは負荷がまったく異なる。

ウチのように体液量で皮下脂肪が膨張している個体は、
体液量低下が蓄積し、同時に細胞数が減少した際にそれ(接合点の窪み)が顕著に出る。
物理的な形質変化の都合でな。
体液量が多く、柔らかい状態で拡張しているということは、萎んだ際にはシワ等が出やすくなるということだ。
おそらくは脂肪密度が高い個体が痩せた時よりも表面化しやすいだろう。


しかしこれが育成下で水分供給量が少なく、低い体液量がデフォ化してる場合は、
鱗や皮膚が元々拡張していないため、低下後に顕著には出づらい。
窪むほどの元々の皮下脂肪の厚みや柔らかさが無いから、物理的に形質変化しづらいのだ。
だが接合点の窪みは出づらいが、側面~上部の身詰まりは普段から発生している。

ただ、成長(体積の増加)と共に脱水量が増加・積算されて徐々に表面化してくるパターンはある。
単純な事なのだが、体積が増加するということは要求量も増えるということなのだが、
小さいころと変わらずに低い供給量のままだと負荷が積算してそうなる。

これ、一般飼育者の所では大概が供給量が変わらず、その都合でコンディションが低下してくる場合が多い。
アダルト個体の背肉が落ちている個体が多いのはその理解が足りないことによる原因が多い。

ただガレている個体を、痩せている方が長生きすると勘違いしている飼育者も多い。

その場合は首周辺の側面鱗と腹板の接合点の窪みが発生した・している場合は、
コンディションがかなり削られていると考えていいだろう。



ヘビの飼育において、同じ現象の発生でも意味合いが異なる事柄は多い。


DSCF7054.jpg
去年の5月ぐらいからずっと管理できない事に苦渋を味わい続け、精神的には病気よりもそちらの方が負担になっていた。
何が起きているかわかる分、余計にな。


だがこの期間中もヘビへの構造理解は進展している。
この期間中に少し面白いデータも取れたので、いずれ書こうかと思う。

さ、なるべく早めに復旧させていかんとな。






2017/04/08 Sat. 01:13 | trackback: -- | comment: 0edit

答えが無いという意味 (ほとんど毒と愚痴) 




■2017/0228





さて、これに関しては書いておかねばならんだろう。
ヘビ飼育に関してまたソコソコ毒吐いてるのでこの記事を見る方は自己責任で。

毒強めな上に結構記事が長い。
以前書いたようなことも書いてる。
半分は年寄りの愚痴のようなものだが (殆ど愚痴か?)







″飼育に答えが無い″
という言葉をたまに他所で見かけることがあるが、この言葉を、
技術・理解差異による人間の都合ではなく、
答えはその生体自体が持ち合わせているもので、生体が必要としてるものに合わせて常に変動するもの。
という意味合いで用いているのならば問題は無い。


だがこの言葉を、
初心者用のコピペ飼育下で生きているというだけでこのやり方でもいいのだと、
自分のやり方でも大丈夫なんだと、
その生体の環境適応範囲を誇大解釈し、生体の負荷耐性・丈夫さの意味を誤認しそれに甘え、
理解も追求も無く当面の安心感だけで自己完結的に用いているのであれば、
それは生体に対して理解する事を放棄したという宣言でしかない。



初心者ややる気のない人間に多いが、
明らかに状態が悪いのに ″自分はちゃんと飼えている ″と口だけ言っている人間は意外と多い。
まぁやる気の無い人間ならば状態など目にも映りもしないのだろうが。

ソコソコの頭数抱えてるのに数年以上・10年以上やっても、
皮膚の状態とその状態の理由一つ把握できない飼育者は本当に多い。


何度失敗しても、本気で理解するために挑み続けるならば問題は無い。
現象に理解を求める事、それはいずれは報われることもあろう。

が、上記の後者の意味合いで″飼育に答えが無い″という言葉を吐くのは、
飼育者が最もやってはならないことの一つだ。


そのスタンスでやっていたら、耐久力の高い個体を引くのが飼うための最大条件になってしまう。
そして数年で死んで終わり、また耐久力の高い個体を探して・・・というのを繰り返すだけになる。

それでは飼育ではなく、人間が何もしないで眺めれる時間の長さを求めているだけだ。


そもそもヘビの体の機能も、現状の状態や必要性も目の前に居る個体にあるものがあるのであって、
人間都合のやり方や認識でそれが変化するというのは可怪しいとは思わないか?

それは人間の認識一つで物理法則が幾らでも変わるという基地外発言と変わらない。




一般飼育者でよくあるが、
構造的な理解が無いのに飼育環境がどうたらという言葉を吐く連中が居るが、
なんの種類でも、
ただケースに入れ、水入れを置き、ウェットポイントを作り、シェルターを入れ、
ペットシーツを敷き、人の部屋とほぼ同じ湿度で飼育してマウスだけやって。

実質、このコピペ飼育の何処に環境の差異がある?

何が供給されている?

ヘビの構造において、何処に何が構築されている?

他に別途で供給しているものがあればいいが、本当に喰わせるだけしかしていない飼育者は多い。




生息地域の気温や湿度なんて見ても、その種のコンディションの理解には何一つ繋がらない。
その2つの要素で外界から供給されているものの、何が見いだせる?
どんな影響値が算出できる?

まず百葉箱の設置基準を考えろと。
根本的に百葉箱の設置基準と回収値は、ヘビの飼育基準ではないのだよ。


初心者が思うよりも環境からの影響は複雑で、要素の数も多い。

野外からの供給要素には、
単純に必要なものと、別に無くても構わないもの、コンディションを削るものがあり、
中には飼育下ではまず再現し得ない要素も幾つもある。

負荷においても、ある部分のコンディションを削るからこそ得れる必要要素もある。

野外環境において、ただ適応しているだけであって、本質的には必要の無い要素もある。

初心者が環境サイドから得れる情報量などゴミのようなものしか無いと自覚した方がいい。

結果、想定し得る状況・要素が少ないゆえ、″簡単に飼える ″という認識にしか繋がらない。

野外環境がしっかり見えていれば、″簡単 ″などという言葉はまず出てこない。

それは理解が無い人間特有の傲慢さでしかない。



結果、その種の飼育方法なんて考えても、コピペ飼育にしかならない訳だ。


流石に可怪しいと思わないか?
飼育方法とか言いながら気温と湿度だけしか弄らないのは。


全てのヘビがその2つでどうにかなるわけがないだろう。

冗談抜きでどこまで馬鹿なのかと。

それだけではコーンスネークすらまともには飼えない。


終いには気温の意味も湿度の意味も理解していない。
気温を上げるにしても下げるにしても、それがどういう経緯で何処に影響をあたえるのか、
それを考えずに、理解せずに適当に上げても下げても何の意味もない。

環境というものは実質的な現象の結果として、特定の要素が生体に供給されて初めて環境と言える。


例えば水準の低い所だと、
木材系の床材を使っていようと、定期的に床材に加水しなければ乾燥したまま使っていても意味が無い。
乾燥した床材から何が供給される?
乾燥してるだけならば新聞紙と変わらない。
意図的な乾燥は効果があるが、それは普段定期的な加水をしてる場合の上にしか成り立たない。

ガリガリに乾燥した床材使って効果や保湿がどうこうとか、何を使えばいいのかとか馬鹿なのかと?

キッチンペーパーや新聞紙などでもやり方次第では供給項目が成立できる。
が、乾燥したままでも何も問題は無いと認識しているのなら極めて問題外だ。



床材に保水されていることで何処にどういう効果があるかは簡単だから考えてみるといい。
皮膚が水分を吸収する役割がどう働いているのか、どのぐらいの量を求めているのか、
それが何処に繋がっているかなどだ。
影響箇所・要素は当然複数ある。
加水された床材に顔が常時接地していることの効果や、
常に床材から水分が揮発していく効果などは何気に大きいからな。
日々に換算すると本当に些細なものだが、それが数ヶ月・数年単位での蓄積となると話は変わる。

こういうものは長期的に考えれないと理解や技術はそこで頭打ちになる。



まぁ水関連の供給をする場合は、それなりに通気性は確保しなければならないが。
しっかり供給して程良く乾かす、これは基本だ。


湿度を通気性を悪くすることで確保するなんてのは浅薄もいいところだ。

湿度なんかを考えて、通気性の低いケースで飼育する人間が居るが、
それは体内の水分や体液・酸素の循環量低下にしかつながらない。
それでは当然総合的な代謝の稼働量は削られる。

通気性に関しては別口で書いているのでここでは書かないが、
環境がどうたらとか言いながら、野外の湿度・または中空水分の性質と、
小さなケース内での非循環性の上での湿度の性質が一緒だと思うなんてのは無知極まりない。

そんな事すら考えれないで知ったような顔してるものだから本当にくだらねえ。





人の手で自然から供給されているものを意図的に供給しなければ、飼育下では何も供給されてはいない。
エサしかやっていないならば何年やっていようと技術も理解も初心者と変わらない。

本当にそれだけでいいならば、種類ごとに体質・難易度なんてありはしない。

どんな馬鹿でもあらゆる種を何年でも生かしておける。

ヘビは野外で生活圏など選ぶ理由は無い。

それでは結局やっていることは、何も供給されない状況下に ″ヘビを置いているだけ ″だ。



ちなみに初心者が飼育個体に対してよく口にする ″ストレス ″というのはあまりにも漠然とした理由で、
自分の技術と理解の無さを押し付けるには実に都合のいい言葉だ。

これ、正確に言うと何処までいこうが、
要求項目遮断・供給不足による ″飼育下負荷 ″でしかないのですよ。

飼育下でストレスという言葉が適用されるのは、
人が居ると喰わない・食べてる最中に覗くと吐き出す・単純な人間に対しての警戒心など、
こういうものにしか実質適用はされない。

それ以外は要求項目が成立しておらず、ダイレクトな体への負担が発生しているだけだ。


例えば、

ストレスでは紫外線遮断と同じ負荷は発生しない。
ストレスでは栄養反映率に差は出ない。
ストレスでは脱水は蓄積していかない。
ストレスでは皮下保水からの体液循環補助は阻害されない。
ストレスでは表皮・皮下の機能力は低下しない。(一部免疫力は除く)

等、ということ。


単純なストレスがあらゆるコンディション低下のベースになるのならば、
あれだけの警戒心が発生する野外でなど爬虫類は生きてはいない。

ただ飼育下での警戒心要因でのメンタルダウンは免疫力の一部機能に絡んではくる。



触ったら、持ったらストレスになるとかいうレベルの話は正直呆れ果てる。
そんなものは総合的ではなく個体ごとに対応しろという話だ。

その辺で一番ダメなのは、ヘビがいつまでも人間に対しての警戒心を持ち続けることだ。
これがあると捕食量の低下・一部免疫力の低下等が発生するため、
神経質な個体でもある程度は何らかのアプローチで心理的距離を詰めていかねばならない。
当然、その個体ごとに無理の無いアプローチとペースでだ。
どうやってもダメな個体は居るが、出来るだけやる方がいい。


触らないほうが長生きするとかいう話はもう論外。
そんなことが負荷になるとか、いつ死んでもおかしくない状態でどれだけ何も供給せずに飼ってるのかと。


寧ろ皮膚や皮下の感触や体温推移を把握し、
そこからその種の基本体質の一部 ( 細胞の基本維持能力・脂肪や筋肉からの水分の揮発速度等 )や、
細胞性質の推移や、コンディションの構築状況を把握するためにソコソコの頻度で触ることになるはずだ。

皮膚や皮下の感触というのは実質ものすごい情報量が含まれている。
逆算出で割り出せるようになってくると触った感触というのは、
状態の表現であると同時に、その生体の大きな声であることにも気づくはずだ。


触らない方がいいというのは、その情報回収を放棄するということだ。


まぁ、それが見れるまでに理解や技術が上がっていないからこそ発生する発言と認識ではあるが。




何らかのコミュニケーションへの反応もそう。
こちらにどういう反応をするか、どういう動きをするかで見えるコンディションの要素もある。
その種のごとのテンションや筋肉の活性具合・動いた時の表皮の変化などは必須事項ですらある。

触らない方が・・・とかいう言葉を吐いてる時点で、
自分はそういう部分をやる能力が無いと言っているだけにすぎない。




まぁ私がこういうことを書かねば、誰がこの辺を口にするよ。

ヘビに関しては書籍などに記載されているものは国内・海外合わせて、
ものを本質的に理解するという点から言えば実質何の役にも立たんだろう。


実際私はヘビの飼育技術に関して書籍の類は読んだことが無い。


どうせ低い水準の手法しか書いていないだろうから今後も読むことは無いだろう。

事実、ヘビのジャンルにおいては一般層は読んでいてアレなわけだろう?
面白半分で読んでみたら、それこそストレスで説教始めると思う。


いやね、某書籍とか。
表紙掲載のコーンが脱水が蓄積したまま育成された結果が表皮に露見してる個体とかどうよ。
ネタでも笑えねぇよな。
まさかアレで飼育法なんて書内で説明してるのか?

首周りの皮膚の状態が何故思慮に入らなかった?
さすがにアレは気づいてる人間もそれなりに居るだろう。

本などで飼育法を提示する人間こそ、理解において私よりも上にいなければならんだろうよ。


色や柄の追求は一向に構わんが、
飼育下負荷でガレた個体に対して綺麗だなんだと言っているのを見ると流石に反吐が出る。

生体の魅力を見る際に、コンディションクオリティの認識が全く無いということだからな。



紫外線問題にしても、
そもそもヘビは紫外線遮断に対しての状態低下推移が耐久性の問題で遅いだけで、
負荷自体は発生しているというのに、
未だにヘビに紫外線が要るか要らないかなどという事を、
痩せてくるのは何か他の要因があるんじゃないかと、寄生虫が原因ではないかと、
技術や理解が無い人間や初心者同士が御託並べてるだけというこのヘビ業界の現状の馬鹿馬鹿しさよ。


結果、本来の問題・原因から遠ざかっているというね。


あげく飼育の基礎観念、または飼育上の自分の信念等が、
『 他の初心者レベルの誰かからの受け売り 』 なもんだから尚更考える切っ掛けが失われている。



いつまで 『 永遠の初心者の先駆者 』 を崇拝している気だ?



どこぞのサイトなんぞ飼育動物の幸せなんぞと謳っていても、
″ヘビには紫外線が必要無い ″ と記載していることで、
本質的にその人間がどの程度の水準で追求しているのか、自己満足を得ているのか、
というのはその矛盾性から見て取れるわな。


ろくにやりこんでもいねえ人間が誰かからの受け売りを、
″これが正解 ″というニュアンスで提示するんじゃねえや。


ヘビをメインでやっているわけでもないのに知ったような顔で話すなと。

それでは他の飼育者の足を引っ張っているだけだ。

ヘビに対してこれからも人間の不理解を隠しながら死んでいけと言っているようなものだ。

ヘビというのは大概の飼育者が思っているより遥かにややこしい生き物だ。
御託並べるなら最低限、私程度には腹の中を弄くれるようになってからにしろ。

ヘビにたいして思い入れも無い適当にやってる人間がコピペを ″これでいい ″なんて誰かに言うんじゃねえ。




そして初心者が外に情報求めて、
知ったような顔でコピペを口走る初心者の馬鹿な話を真に受けてその水準から始める。

ブログになどよってはそのコピペを、自分はこう飼育してますみたいなノリで語る始末。
これが正しい飼い方だなどというスタンスで提示する始末。

もう見てるだけで反吐が出る。

楽な方から始めようとするんだ、大体な。
そんな事をこのヘビ業界は何十年繰り返してきてんだ。
そして行き着いた先が、この一般層においては殆どの種類が飼育難度が高いという現状だ。
コーンやボールですらまともに理解されていない。

アオダイショウ等は本当に多くの事を教えてくれる。
あの種が簡単に飼えるとか冗談じゃない。
生息環境により耐久力にモノを言わせて対応してしまう種類だから、あの種の ″本質 ″は極めて把握しづらい。

本当にWDのアオダイショウをまともにやれているならば、10年・20年は生きて当たり前なのだろう。


現在ヘビの飼育の基礎として昔から流れている情報は、
始めて1年ぐらいの初心者が、その種が数ヶ月生きてただけで 『 こうやって飼うんだ 』 と、
安直な認識だけで口走ってるものと何一つ変わりはないからな。



納得いかないのはスネークセンターがやってる質疑応答のあのサイト。
あそこで運営者の一人がアオダイショウに紫外線は別に必要ないんじゃないかと答えている事。

あそこすらアオダイショウのまともなデータも取れていないということだ。
ヘビメインを謳う場所が一体何をやっているんだ。


まぁ管理してる生体見る限り、そ ん な も ん だ よ な ぁ と。


そりゃ外で飼ってりゃとりあえず生きてるわ。

せっかくの毒蛇連中も勿体無い。
仕上げに仕上げればさぞ愉快だろうに。
画像で見る個体、ガレた個体ばっかりじゃねえか。
喰わせてる量の問題じゃねえぞアレは。

供給差異で何がどうなるかも理解してない人間が適当に回答してる始末。

必要無いというなら太陽光が一切入らない部屋で部屋の電球の光だけで10年・20年やってみろと。

大概の野外産の個体が上記設定なら3年以内に肝臓を中心に内臓稼働量が低下し、食べてても痩せてくる。


ボアやパイソンはまだ遮断耐性が高いからナミヘビ連中よりは影響が出づらいけれど。

供給要素に対しての反映率もしっかり稼働させられて、初めて『飼育できている』と言える。


おそらく途中で死んでもこう言うだろう。
『栄養が足りなかったんじゃないか』 『寄生虫ではないか』 『爬虫類がかかる病気は把握しきれていない』



供給要素とコンディションの相関性が見えていれば上記の言葉は絶対に出てこない。

ヘビは病気の種類はそれなりに多いが、症状の発生条件は数えるほどしかないのだから。
(遺伝子要因の先天的な症状は除く)



それなりに丈夫な種類では、本当に訳のわからないトラブルは極一部で、
分からないにしても広範囲的なものではなく何がどうわからないか程度はきっちり把握できる。

供給要素差異による変化を年単位で把握しないから、関連性・相関性が理解できない。

それによる細かな変化のデータを集めないから視覚や感触で内側の状態が想定出来ない。


だから紫外線遮断による影響が出ている皮膚と、遮断影響は出ていないが脱水で乾いている皮膚、
喰わなくて痩せているだけか、喰ってても痩せているのかの違い程度も区別ができず、
何をすれば体にどういう影響や変化があるのか、それすら考えることが出来ないのだ。


故にどういう要素や負荷が積み重なった結果でそうなっているかも逆算して見ることが出来ない。
逆算ができれば体内のおよその構成状況も割り出せるのにな。

それに関しては少しばかり以前の記事に何度か書いているから探して読んでみるといい。


検証してみれば誰でも必然と同じ結論になるだろうよ。
その結果は人の認識差異ではなく、ヘビの構造に準じるのだから。


供給項目は人間が決めるものではなく、ヘビが決めるものだ。


紫外線やると色が上がるとか言ってる人間がいるが、何を求めて色を上げたいんだ?

色を上げた先で、上げることで、ヘビに何をしてやりたいのか考えているのか?

表皮一つにしても体表に分泌物が出される、色素胞が動く理由、鱗の体液の循環量が上がる等、
そういったものに意識を向けないで、意味を考えないで、色のため?

まぁそれだけ適当にやってるという証明でもあるよな、その言葉は。



飼育者によってやり方に違いがあるのは問題無い。
が、それはそのやり方の先に生体に対する基本供給項目や、
種別要求要素への対応が成立するのが前提条件での話だ。

やり方に違い = コンディション上これは削っていいだろう、となっているのでは駄目だ。
それは技術と理解の無さ、またはやる気の無さを生体の耐久性に甘えているだけだ。


何を供給するかしないかでの変化が見えないのは、
実際に変化が無いのではなく、その飼育者が見えていないだけだ。



憶えておくといい。

″変化を生まない蓄積は無い ″
″ 影響が無い環境は無い ″

ということを。



技術ややる気の無い人間がよく口にする正当化の言葉が以下のものだ。

『それをやらなくても生きている』


この言葉を口にした時点でその飼育者の本質、行き着く先は見える。
殺して殺して、最後は何も残らずにヘビから離れていく。
他人の足を引っ張るだけ引っ張って一方的な自己満足に陶酔してな。


飼育下でヘビの必要性を供給するのではなく人間都合での、

″これはやらなくていいだろう ″
″やらなくても大丈夫 ″
″やっても何が変わっているのかわからない ″

などを優先した場合は、
実質飼育下でやっていることは、
生体が何処まで負荷に耐えれるかという ″耐久試験 ″でしかない。



・・・飼育する上で自分のスタンスや行動が実質何をしているのか、という概念整理もつかないならば、
終生後悔することすら出来ずに何も見えないまま終わっていく。



その種を攻略できないまま輸入されなくなって、思い出話にしかならねえとか冗談じゃねえや。

何が起きていたかもわからず、殺し続けただけで終わるとか、何をもって文化と言える。

『 そこまでやらなくていい 』 という言葉が出るならば、何のためにヘビを飼育する?



何においてもそうだが、自分で考え、仮定し、検証して得た理解と、
理解水準が低い状態から他人(初心者)の言葉だけを受け取り、ただ反芻している状態では全く違う。

そもそも自分で理解する気の無い人間は、検証もしないし、自力で考察をしないため、
事の真偽を事実状態ではなく、信憑性でのみ判断する。

どんな話を聞こうが、最終的に現状の自分にとっての都合の良さしか選ばない。

故に流通量の多い情報・水準・飼育方法、知名度の高い人間の言葉、
そしてそれに準ずる現状に対して自分の安心感を求める素人判断を、
″正解 ″または ″安全 ″として判断しやすい。


そんな状態なのに、情 報 の 選 別 が 大 事 とか言ってるんだから笑えるわな。

その手の連中は何十年やろうと初心者から卒業することは無いだろう。

選別とか言ってる時点で他人任せなのだからな。


現状飼育している人間、これから始める人間には出来るだけ早くこのレベルから抜け出てほしいものだ。

頭数抱えている人間は特にだ。


さて、この記事をちゃんと読む人間は記事公開から1年で何人居るかねぇw




自分の理解や技術を上げる事で何が手に入るのか。
単純な話、 ″生体の安全性と快適性・コンディション・死亡率の低下 ″ ・・・それだけだ。
が、それをどう捉える?


100%は無い、だが理解を積み重ねた分はマシになる。

どれだけ理解しても足りないもの、目に映らないものはある。

失敗も後悔も敗北も積み重なる。

それでも今までの自分よりはマシになる。




要求項目が遮断されればすぐ死ぬような生き物はわかりやすいだろう。
それこそ生きていればある程度は正解の範疇だ。

が、ヘビの場合は異様な耐久性と状態推移の遅さがある。
そのため、″生きていれば正解 ″というのはヘビには通用しない。

これは爬虫類の中では特異な要素だ。

この要素の都合で、簡単に飼えるなどという安直な認識に繋がっているわけだが。

ヘビの状態推移の遅さがいつまでも理解の壁になるのであれば、
現状その程度のレベルでしか対象を見れていないという証明だ。



皮肉な話、理解量が少なければ一つの失敗・現象から学べる量は少ない。
理解が増えれば増えるほど、一つの事から回収できる情報量は当然多くなる。

無知・不学は損益しか生まない。
それは経過年数により自分に突き付けられる。



ヘビでは2~3年生きていればすごいと言われる種は多い。
が、2~3年経過する間にコンディションが低下して死に向かっているのと、
2~3年経過する間にコンディションが上がり続けているのとでは、
そこに積み重なっているものの意味、年数の意味が180度異なる。




何度も言っているがヘビだけですよ、理解や技術が極端に遅れているのは。


子供が考えたかのような方法を与えられて、それだけしかしない。
そんな所から理解や技術が進展するかよ。

適度に死にやすい種は逆に技術の確立も早かろうが、
ヘビの方は耐久性の都合で問題を認識されづらいという壁があるから厄介だ。



私にはまだ学ばなければならない事が多すぎるし、
皮肉な話で、理解すればするほど、自分がどれだけまだ技術が甘いのかというのも見えてしまう。

ほぼすべての種をこなせるようになろうとしているからキリが無いが、それは言い訳にもならん。
それでも私は本来、もっと動かねばならんのだがなぁ。


野外産飼育難種において、同じ殺すならば、
誰かの手元でなく、私の手元で殺さねばならないぐらいの意識はある。
失敗や敗北を先に繋げる力は当然半端な連中よりはあるからな。

そして死にかけの個体を買うのもいい経験になる。
嫌な話だが、死に向かう推移を見れるだけでも結構な理解が得られる。
無論、それなりに構造が見えればの話だが。


まぁ他所で飼育されている個体も、画像見れば大体飼育下で何が供給されていないか、
何をしていないか、今までどんな負荷が蓄積してきたかは結構わかるので、
そこから以降の蓄積と今までの推移を算出して、
細かなデータの回収や検証(当然反面教師的な意味で)に利用する、
ということはしているけども当然それでは足りない。
問題がパターン化している都合でな。




ひっそりとやっている人間の中には当然ウデのある人間も居るだろうが、
基本そういう連中はあまり表に出てこないし、出ててもロクに情報なんか流さないだろう。

苦労して得た理解を自分だけのアドバンテージにしたいと思うのは当然だ。

もっとも私も細かい部分は記載していないしな。

というか、記載出来ない部分が多いのだ。
状況・状態を理解するにしても、
何処がどうなっているかなんてのはダイレクトに認識できるものばかりではない。

何十・何百もの細かい部分の理解の積み重ねで漸く見えてくるものというのはかなりある。
一見関係の無いような部分から算出される理解すらある。
その蓄積されたバックフィールドありきでなくては話しにならないのだ。

そして理解とともに、その種や個体の体の感覚を出来る限り自分の感覚へと昇華させる。
感覚化ができて漸く理解が生きてくる、微調整ができる。
それを逐一文章化するのは不可能だ。

ましてや私は基本、非言語で思考を回す。
言語イメージで処理していたら面倒で仕方がない。



少し考えればわかると思うが、
ぶっちゃけた話、ヘビに対しての基本的な供給項目なんてのは種を問わず殆ど一緒だ。

ただ変わるのは、手法によるアプローチの仕方や、
供給量や供給ペース・組み合わせやタイミング、
供給媒体や消耗・消費のさせ方という微調整。

構造や代謝に対して、″その場所に何故必要であるのか ″ という理由。

その辺が変わるだけだ。


成長因子・導入時のコンディションの底上げの手法や部位構築、
種別の要求要素・要求比重等はまた別の話になるけれど。

その微調整にかなり技術や理解が求められるが、
″状態の良さ ″の構成内容・定義は基本的にほとんど差は無い。



しかし供給要素の遮断により発生する、
コンディション低下・機能力低下・機能障害・病気・自発抑制なんてのは可也のパターンや種類がある。

その状態低下や症状が、
どういった体内の構成状況・要求項目の遮断から発生するのかを理解する必要がある。
それこそキリがないレベルの話になるが、少しでも得れば変わる事は多い。





ある程度ものを理解した人間は、
人間都合での ″飼育に答えが無い ″などという言葉は決して吐くことはない。

自分のやり方がどうこうではなく、何が対象に必要かを考える。

変化の無い環境など在り得ない。

良いものも悪いものも彼らに蓄積していく。

生物である以上、構造体である以上、 ″今何が必要か ″というのは必ず発生する。

答えは奴らの腹の中にある。
くれぐれもそこを履き違える事のないように。




失敗や殺すのが間違いなのではないのですよ。
これでいいだろうと飼えてるつもりになるのが間違いなのですよ。

それは人にもヘビにも何一つ成すものも、残るものも無いからだ。




ヘビの飼育技術の確立?
それは唯の無知と傲慢だ、私など遥かに遠い。

自分が理想とする水準から言えば現状の私などゴミに過ぎない。
本当はもっと多くの種に挑み、データを回収し、結果を出し、更に理解を増やさねばならない。

それなりに基礎が丈夫な種類は、私は構造理解の上で確立出来てるものも多く、
丈夫な種なら安全な供給マニュアルみたいなものはできるけどな。
しかし下手物相手では寧ろまだまだ話にならない・・・が、ヘビの大半は下手物系・・・というわけだ。


そもそも常に種別・個別の状況・状態に合わせて供給や対応、調整が変わるため、画一的な手法は成立しない。

同時に、彼らの必要要素と現状の状況・状態は人の認識・都合では変化はしない。

構造理解・概念整理は何のジャンルでも必要なもの。
必要としているものを理解し、その時々に供給できて、それが積み重なり漸く形になる。



求められるのは人間側の研鑽と理解のみだ、安心感など求めるな。





2017/02/28 Tue. 12:09 | trackback: -- | comment: 0edit