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座卓部・新館 -tatami-room round table club-

ボールパイソンの基本体質について 




■2015/1228





年末だしもう一つ神経質な事を記載しておこうか。
また文内に刺があるので自己責任で。


この辺もそろそろ書いといていいだろう。
ソコソコ長くあるジャンルにも関わらず、今だにまともに理解してる人間も少なく、
ネット上では初心者やろくに理解してない人間が、
馬鹿な行為や言動、内容をこう飼育するべきという形や誰かに教える形で書いていたりするので、
そろそろ何がどうなってるかをおよそ説明しておこう。





まずボールパイソンの拒食について。
前も少し書いたが追記込みで改めて。

ボールパイソンはナミヘビや水場傾向が強いボアやパイソンと比べて、普段の尿・尿酸排出頻度が少ない。
排出頻度が少ないという事は尿から水分が再利用されており、それは環境に適応している故の結果だと思われる。
同時に不純物も体内で再利用されるので、尿酸が固形状として纏めて排出される。
頻繁に尿酸を排出すれば水分を多く利用する事になるので、その省水分化も環境適応としての機能なのだろう。
しかしいくら纏めて固形状化して排出しているとはいえ、
その方法ではどうやっても食の回数の蓄積により体内の不純物・老廃物・血中脂肪濃度は上がっていく。

ボールパイソンは通常活動下において、
体内の老廃物や不純物の濾過・排出効率が低いため、冬期や乾季の拒食期間を意図的に作り、
その間に体に溜まった不純物や老廃物などを時間を掛けて濾過しているのだろう。

故にこの種においての拒食は生理現象なわけだ。
内臓機能の一部と考えればいいだろう。

多分強制給餌でアダルト個体に喰う期間と変わらないペースで数年喰わせ続けたら、予想外の早さで死ぬと思う。


他に血液中に脂肪や不純物・老廃物が増えれば喰いムラや拒食になる種類や個体が居る。
ボールパイソンの前年やたら喰わせた場合に翌年喰いムラが出やすいというのは、
拒食期間中に一定値まで体内を濾過しきれなかった事が理由だろう。

その場合は拒食明けに喰わせない期間を伸ばせばいいだろう。
水分供給量さえそれなりにあれば、そんな簡単に空腹で死んだりはしない。
そのうち勝手に喰うようになる。
人間都合での不安など彼らの知った事ではない。
まぁ拒食前の肉付き状況にもよるが。


そして喰いムラ・拒食のもう一つの原因が脱水だ。
体内水分量が低いと消化液の分泌量や体液の循環量等が減り、食欲が低下する。
拒食期間中の脱水も拒食中の体内濾過量と濾過速度を低下させるだろうから、
その不純物が脱水と共に翌年に持ち越され、食欲スイッチのONが曖昧になるのだろう。

まぁこの連中の食欲は空腹ではなく、血中状況に左右されるのだろうな。




そしてボールパイソン等が気管支炎になりやすい理由もこの種の環境対応に理由がある。


おそらくボールパイソンは自律的な口内・鼻孔の粘膜分泌量と循環量の基礎値が低い。
そして棲息下において定期的に土の中に居る事、朝と夜の気温差によるものとの2つの外的要素により、
粘膜に対して補助としての必要要素がある程度満たされてしまっていることから、
体液の省エネ化の為に自律性の量を減らして外界依存を増やしたのだろう。
または水分供給量が低い地で、口内と鼻孔の粘膜だけ分泌量と循環量を増やすことが難しかったか。


だが、それが人工下ではその外的要素の供給量は著しく下がる。

その要素とは、『活きた湿度』と『流動性の水分』の2点だ。


野外では土中・地下から蒸発していく流動湿度。
そして昼夜の温度差で生体表面に発生する結露や、地表に溜まる湿気、そして雨。
これにより上記の『』内の2つが供給されている。

この2つの要素は人の部屋の軽い湿度とは違い、
水分粒子が大きく濃度が高く、発生して蒸散していく活きた湿度を生き物に供給する。

湿度が意味を成すのは、粒子と濃度が成立してからの話だ。
人工下の湿度100%以下なんて何の供給にもならない。


口内や鼻孔の粘膜というのは、乾燥状態に置かれれば置かれるほど分泌量が減る。
逆に中空の水分粒子が大きく量が多い場所の中、またはしっかりと定期的にミスティングされる飼育下では、
粘膜の分泌量は
『鼻孔・口内への中空水分の粒子の付着、鼻孔・口内からの水分の流入』
により誘発され増加する。

粘膜中の免疫細胞は、
体内に入った水分が体液に変換され、体内を通して口内や鼻孔に分泌される。
故に粘膜循環量が低いと、新しい粘膜と共に新しい免疫細胞の口内や鼻孔への供給が減り、
尚且つ古くなった、または利用済みの免疫細胞が口内に増える。

細菌との反応を見る限りは粘膜の免疫細胞は口内の表面全体から発生しているのではなく、
唾液と共に唾液腺系からのみだろう。

そうすると口腔壁に古い唾液の付着量が増え、古い唾液の中では細菌やウイルスが増えて口腔壁の細胞を侵食する。
古い粘膜が多くなっても、分泌量が低ければ粘膜の入れ替わりが遅くなる。
古い粘膜が増えたら一時的に粘膜の分泌量を増やして古いものを強制的に飲み込んでしまえばいいだろう、
というのは爬虫類には通用しないし、そんな対応型自動機能は哺乳類にも無い。

上記の口内や鼻孔に新しい水分の供給頻度が増える事によるメリットがそこにある。
粘膜の分泌量が増えれば循環量が増え、古い唾液を喉に流し込み常に鮮度の高い粘膜が表面化出来る、というわけだ。

故に粘膜サイクルが順当に成立してない場合は、他のヘビよりも気管支炎や口内炎になりやすい。


粘膜循環量はボールパイソンは多ければ多い方が良い。
特に冬季期間中は食による摩擦で古い粘膜を削って飲んでいくことも、
食による体内への水分供給も無くなるから尚更だ。





早い話これもミスティングしてりゃ(特に顔中心に)勝手に解決されるわけです。
私の部屋の冬期中空湿度が10~20%台とかでもボールパイソンの気管支炎が発生せず、
寧ろ導入時に既に発生していた気管支炎が逆に治っていくのはそういうこと。
まぁケース内状況は別だけども。

細菌が問題ではなく、細菌が優位性を持つ条件を体に作ってしまう事が問題だ。

感染したら、病気が発生したらその菌をどうにかすればいいという問題ではなく、
しっかりと菌や病気の発生理由から排除・改善する必要がある。

菌や病気が消えても発生理由が残ってるなら、その発生理由は体への負担になり続けるということだからな。


もし何年もやってる人間で、水入れに入る分で足りるだろうとか、
それで皮膚病がどうたらという考えが出るようなら、あまりにも論外だ。
初心者からやり直してどうぞ。

特にカメレオンなんかやり込んでる人間は、おそらくこういう部分を理解してるだろう。

ちなみにおまけ話で、ネシア系パイソンの気管支炎や口内炎も同じ事。
外界からの水分供給量が多いから、それありきでの体のシステムになってる。
ラットスネーク等はその中間域に属するので比較的自発・自律性があるから気管支炎になりづらい(なりづらいだけ)

爬虫類は基本的に自発的・自律的に自分の体の全てを機能させることは出来ず、半分以上は外界に依存している。

要は内臓が一部外に置かれている感じだ。
環境(体内システムの必要要求項目の供給)を合わせて、一つの生き物なわけだ。

考えればわかるだろうが、人工飼育下でコンディションが低下したり病気になるというのは、
野外で供給されている要素が供給されていない事が原因だ。

各々(私も含めて)改めて考えるように。


まぁボールパイソンに対しての部分的な構造について表立って記載されてるものでは、
今回記載した内容が最も適切だろう。

この手の部分で何か専門的に書かれたデータとかあるんだろうか?

海外ではどうか知らんが、日本の場合は言動を見る限りは、
ブリーダーなどもこういう部分を理解しないでやっている場合が多い。


そもそも他の爬虫類には大体やって当たり前なのに、
何でヘビにはミスティングをしなくていいとか、どういった経緯でそんな結論になってるわけよ?
生きていればいいとか、繁殖が至高という認識や技術レベルで止まり、
増やせてれば何処に問題があるのか? 肉付きが良いのに何が悪いのか?
という先を見ない使い捨て感覚でやってるんならそういう話にもなろうがな。

まぁ一部トカゲ類にもやらなくて当然みたいな部分はあるけども。
そっちはそっちで問題だと思うんだよなぁ、内側の状態を考えないのは。


取敢えず上記を基礎として念頭に置いて飼育すれば初心者の安心感も増えるだろう。
あとは勝手に理解を深めていけばよろしいと思います。





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2015/12/28 Mon. 04:09 | trackback: -- | comment: 0edit

多分来月から 




■座卓部 2014/0317









来月辺りからかな、部室のボールパイソンが食べ始めるのは。
顔の少し上で手を動かすと寄ってくるようになってきたからもうすぐだろう。

♂にいたってはあと1ヶ月食べてくれればとか言ってたらその後すぐに拒食った。
去年はいまいち思ってたように伸ばせなかったから今年こそ♂には3500グラムの目標までは伸びてもらいたい。

そんなわけでケースも大きいのを導入した。



Fits フィッツ ユニットケース 幅39cmx奥行74x高さ30 cm
2014_0317_010557.jpg

とりあえず大きいボール用に2個導入。
2014_0317_010746.jpg


ボールパイソン入れるとこんな感じ。

ボールパイソン
Python regius

2014_0317_010622.jpg
このサイズならば相当大きくなっても大丈夫だ。

2014_0317_010639.jpg
♂ちゃん多分脱皮モード直前。

だいぶ体重も落ちてるんだろうな。
だが問題は無い、大事なのは骨格という底値だ。

2014_0317_010656.jpg
今月末ぐらいには鶏肉を仕入れておかねばなるまい。

今期も頑張って食べておくれ(´・ω・)
 
 
 












2014/03/17 Mon. 02:05 | trackback: -- | comment: 0edit

まずまずか 

 


■座卓部 20131027












ボールパイソン
Python regius

2013_1019_103538.jpg
今期は1500グラムいってくれれば上出来と言ってたような気がするが、
先日体重測ったら1400グラムを超えていた。

2013_1019_103552.jpg
うまくいけば1月中まで食べててくれれば今期中には2000グラム行くかもしれないな。

400グラムそこらで来たから来年の1月中に2000グラムまで伸びれば1500グラム弱増加したことになる。
来期は何処まで伸びるか楽しみだ、最大希望値はできれば4500グラム。

やはり♀のほうが大きくなりやすいのか。


現在脱皮モード。
ところでこの目の白濁時には目が見えづらくなるなんて言われているけど本当なのだろうか。
白濁している浮いた眼膜と脱皮の剥離液の向こうでしっかりと目でこちらの動きを追ってきているのに。
パイソンはもとより、特にナミヘビの類はしっかり見えているような気がするのだけど。
2013_1026_075744.jpg

脱ぐまであと数日。
さて、脱皮したらまた食べてもらいますかね(´ω`)
 
 
 









2013/10/27 Sun. 04:59 | trackback: -- | comment: 0edit

芸当 

 


■座卓部 2013/1006










コーンスネーク・アウトクロスブラッドレッド
Elaphe guttata guttata

2013_1005_215458.jpg
作業台良い、良いぞ。
2~3ケース並べて一気にやれる。

2013_1005_215832.jpg
どんどん部室の機能性を上げていこう。




ボールパイソン
Python regius

2013_1006_132536.jpg
ボールパイソンに首輪付けて遊んでみた。

2013_1006_132616.jpg
現在2500グラムオーバー。
今期目標の3500グラムには到底及ばないな。
行って3000グラムがいいところかな?
夏の間も食べててくれればなぁ・・・(´;ω;`)
まぁまた来期に期待しようじゃないか。

けど♂でもやっぱりそれなりに大きくなるよなぁ(´・ω・)

2013_1006_132650.jpg
器用なことに首輪だけ殆ど動かさずに身体だけ抜けていく。

2013_1006_132724.jpg
こんな感じ。
 

そういえば今期アニメが大飢饉じゃないかなどと言っていたが、意外と今期良いじゃないか。
夏アニメが好きな作品が多かったから喪失感から目を濁らせていたな。

『キルラキル』や
『ストライク・ザ・ブラッド』や
『ログ・ホライズン』もなかなか良い。

『アウトブレイク・カンパニー』
『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』
『凪のあすから』
『ゴールデンタイム』
に至ってはキャラデザインが私のツボすぎて死にたくなるレベル(´・ω・)

『てさぐれ!部活もの』などgdgd枠ではないか。
有り難くて涙がでる。



よし、今期も睡眠時間を削りながら観るぞ(♯ ゚д゚)クワッ
 
 
 














2013/10/06 Sun. 15:35 | trackback: -- | comment: 0edit